テレワークを本格的に実践する企業が増える中、従来の「メール」に代わるコミュニケーションツールとして注目される「ビジネスチャット」。この連載では、多くの企業にテレワーク導入支援をしてきたクロスリバー代表の越川慎司さんに、ビジネスチャットの機能を最大限に有効活用するためのポイントを教えてもらいます。第5回は、タスク管理の生産性を上げる方法について解説します。

集中力をさまたげるアプリ切り替え

 テレワークの普及によって、働く場所に関係なくしっかりと仕事をこなすことが求められるようになりました。前回記事(「作業効率が大幅UP! ビジネスチャットの基本テク」)で説明した通り、セルフマネジメント力を磨いて、確実にタスクを終わらせていく必要があります。

 やるべきことの項目と進捗、締め切りを確認する「タスク管理アプリ」は多々あります。しかし、ビジネスチャットでやり取りをしながら仕事を進めているとき、タスク管理をするためにアプリをしょっちゅう切り替えるのは面倒ですよね。高まった集中力がリセットされ、生産性が落ちます。

 お勧めする方法は以下の2つです。

(1)ビジネスチャットの機能を使ってタスク管理
(2)アプリ連携をして、チャット画面上で他のタスク管理サービスを操作

 弊社クロスリバーでは、こうした工夫によって業務を効率化し、メンバー全員が週休3日を実現しています。

次ページから、便利な使い方のポイントを解説していきます
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