「冷静にならなければ」と思いつつも、ついイライラしてしまうことはありませんか? 仕事では何とか怒りを抑えられても、「気心の知れた身近な人に八つ当たりしてしまう」という人もいるはず。しかし、イライラするたびに落ち込み、周囲との関係がこじれてしまうのは非生産的。そこでこの機会に学びたいのが「アンガーマネジメント」。コミュニケーションのプロで、日本アンガーマネジメント協会理事の戸田久実さんが、怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング講座を開講します。
日経doorsアカデミー もう怒りで後悔しない アンガーマネジメント
日経doorsアカデミー もう怒りで後悔しない アンガーマネジメント
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1怒りに振り回されない人になる! アンガーマネジメント
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2自分の怒りのツボが分かる! 「アンガーログ」の書き方
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3怒りのピーク「6秒」にすぐ効く! 5つのテクニック
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4過去にとらわれてない? 「思い出し怒り」への対処法
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5感情的にならずに気持ちを伝えられる 適切な怒り方←今回はココ
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6怒りやストレスを「見える化」して整理する方法とは
アンガーマネジメントとは、「怒りとうまく付き合うための心理トレーニング」のこと。過去のイライラにとらわれてしまったときの対処法をお伝えした前回「過去にとらわれてない? 『思い出し怒り』への対処法」に続き、今回はお互いの主張や立場を大切にしながら自己表現する「アサーティブコミュニケーション」についてお伝えします。
アサーティブコミュニケーションを身に付けよう
日経doors読者の皆さん、こんにちは。「伝わるコミュニケーション」をテーマに、民間企業や官公庁で研修や講演を行っている戸田久実です。
アンガーマネジメントでは、「怒らないこと」を目標にするのではなく、「怒ってもいいけれど、適切な怒り方をしましょう」とお伝えしています。その「適切な怒り方」を理解するために活用できるのが、「アサーティブコミュニケーション」の考え方と伝え方です。