仕事でもプライベートでも、人間関係の悩みは尽きないもの。簡単に解決できるものでもないので、長々と気をもんでしまうことも……。さまざまな交流関係がある著名人の皆さんも人間関係には悩みを抱えることもあるようです。そんな著名人の皆さんに、ラクな人間関係の築き方、人間関係に悩みすぎないための対処法について、教えてもらいました。

 友人に悩みを吐露したところ、共感してもらったり、悩みを一緒に解決したりしてほしいのに「自分はそうしなくてよかった」と逆に「マウント」されてしまったことはありませんか? 友人のマウントにどう切り返していけばいいのか、お笑いカルテットのぼる塾・あんりさんに回答してもらいました。バラエティー番組などで、機転の利いたツッコミが人気のあんりさん。自身もNSC(吉本総合芸能学院)時代にマウントをされた過去もあるそう。その切れ味するどい回答に納得できるはずです。

ぼる塾・あんり マウントへの上手な切り返し方



 つい周りと自分を比較してしまうことはありませんか? 友人がイケメンと付き合っていると聞くと、「別れちゃえばいいのに」なんて黒い感情が生まれてしまう……。会社の同期が賞を取ればもちろん「おめでとう」と言うけれど、心の底では「悔しいな」と思うことも。そこで乃木坂46を卒業し、現在は心理カウンセラーとして活動する中元日芽香さんにそんなときに人と比べずに、どうやって自分に集中すればいいのかを聞きました

元乃木坂46中元日芽香 人と比べず自分に集中する方法



 飛ぶ鳥を落とす勢いの人気を誇るお笑いトリオ「四千頭身」。都築拓紀さんと石橋遼大さんの明るいボケに後藤拓実さんがゆるくツッコむスタイルは「脱力系漫才」と評され、小さな子どもから大人まで幅広い層から支持を得ています。そんな後藤さんも周りに対しての嫉妬心を持つことがあるそう。「『この人、面白いな』『さまざまなジャンルの番組に出ていていいな』なんて思うことはあります」。でも、だからといって嫉妬心を燃やすことはないそう。後藤さんが他人をうらやましいという気持ちをどう整理しているのか、聞きました。

四千頭身・後藤拓実「嫉妬心は燃やさず受け止めるだけ」



 無理に我慢して自分の意見を控え続けることだけは避けたいもの。けれど、その一方で、他人の視線や比較からなかなか抜け出せないときも。そういうときは、一体どうすればいいのでしょうか。お笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜さんが普段実践している方法を聞きました。

居心地がよくない人間関係との距離の置き方 近藤春菜



 料理愛好家・シャンソン歌手の平野レミさんは若いときから、周りの人のことなんて気にならなかったと言います。「人に迷惑をかけず、自分がやりたいことや好きなことができて楽しく暮らしていれば、自然と周りにいる人と自分を比べたりしなくなる」と平野さんは言います。平野さんのように、周囲を気にせず、自然体で生きていくにはどんな考え方を持つとよいのでしょうか。平野さんの生き方、考え方に迫りました。

平野レミ 私は私 誰かに好かれるための努力なんて不要



構成/日経xwoman doors