「笑える本」から人気連載「失敗図鑑」まで

 『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』(河出書房新社)の著者でもあり、カリスマ書店員の花田菜々子さんに、「前向きになれる」「自信が湧いてくる」「とにかく笑える」本を紹介してもらいました。

 私は、3冊とも一気読みしましたが、とにかく声を出して笑いました。じーんとしました。凝り固まった頭がほぐれました。そして、すぐ誰かと共有したくなり、隣に座っている編集部の小田に半ば強制的に本を貸しました(笑)

 さわやかな下ネタや失恋話から、嫉妬や劣等感の活用法、妄想だらけの頭の中の覗き方まで……笑って疲れも吹っ飛ぶ、さまざまな効果効能がある本、ぜひお試しあれ!

笑える、疲労回復できる カリスマ書店員が選ぶ3冊


 「妊娠、出産、海外転勤、全部とってみたら、無理でした!」――と笑って話してくれた下村祐貴子さん(取材当時、Facebook Japanで執行役員・広報統括)。

 「失敗してみないと分からないことってあるのよね」。かつての失敗を、諸先輩たちが笑いながら豪快に、時に唇をかみしめ語ってくれる「最高の失敗図鑑」連載。

 子育てとの両立や働き方は変化し、昔に比べて女性が生きやすくなった今、「やりたいことなら、すべてに全力入魂で!」というメッセージが多くなりがちですが、下村さんは「全部に100%は、私には難しかったんですよね」と等身大に語ってくれました。そんな失敗を生かして、エネルギーマネジメントを意識しながら、新しい挑戦を続ける下村さんのエピソードには学びが詰まっていました。

海外、両立、新しい仕事 3つ同時進行は私には多過ぎた


 最後は日経doors記者、加藤京子です。

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 自宅で過ごす機会が増えた今年は、いかに自宅環境をより快適にするかが心と体のメンテナンス上とても重要だと思います。私の場合は7月上旬、急にスランプが……。公私ともに嵐が過ぎた今、なぜ?と思い巡らせたところ、愛用しているキャンドルが残りわずかとなり、使い控え(香り切れ)によるものと気づきました。居心地がいい環境づくりは、心の整理や「好き」の新たな発見にもつながり楽しいもの。この記事で紹介しているクリップ式ライトと布のテクニックは、部屋の広さを問わず手軽にできておすすめです。

休み期間、部屋の模様替えに取り入れて、気持ちを上げてくださいね。

一人暮らしの在宅勤務 メリハリがつく部屋づくりのコツ


 いかがでしたでしょうか?思い入れたっぷりの記事ばかりで選ぶのは一苦労でしたが、これを読んで、皆様の心が少しでも晴れやかになったらこんなにうれしいことはありません。

構成/日経doors