大ヒット商品を生み出したり、メーカーを代表する主力商品の売り上げを伸ばしたりと活躍している20代、30代がいます。日経xwoman doors編集部では、彼女たちの仕事術や考え方、リーダーとしてのチームのまとめ方などを取材しました。きっと、参考になるはずです。

リップモンスター開発者に聞く

 2021年5月に発売された口紅「KATE リップモンスター」は、マスク生活が長引くなか累計出荷数が300万本を超え、大ヒットしました。発売から1年以上がたっても、新色が出ると瞬く間に売り切れてしまうほど、大人気商品に。KATEの商品開発担当、宗田杏樹(そうだ・あんじゅ)さんは「『いかにバズを発生させるか』を意識し、戦略的に設計をしました」と話します。宋田さんのお仕事ルールに迫りました。

マスク生活に300万本売れた口紅 開発者のマイルール



黒ラベル初の女性ブランドマネージャー

 17年連続で販売数量の落ち込みが続くビール系飲料。そんななか、7年連続売り上げアップしているのがサッポロビールの主力ブランド「サッポロ生ビール黒ラベル」です。黒ラベルを担当するのは、ブランドマネージャーの齋藤愛子さん。黒ラベル初の女性ブランドマネージャーに抜てきされ、ミレニアム世代の視点を生かし、さまざまな施策を行っています。厳しい市場環境のなかでブランドの人気を維持しているためにしていることを聞きました。

サッポロ黒ラベル売り上げ復調 女性初担当者の仕掛け