世の中にないなら私がつくる

 大学在学中の2017年に、身長155cm以下の小柄女性向けアパレルブランド「コヒナ」を創業した田中絢子さん。「私自身が身長148cmで、服選びにはずっと困っていました。丈が長過ぎる、ワンピースのウエスト位置が合わない、肩幅が大き過ぎて服に着られているように見える……など。商業施設などに服を買いに行ってもサイズが合わないので、『気に入った服』を選ぶ楽しみを味わえず、『着られる服』を探しに行く作業になっていました」 しかし、当時の田中さんはアパレル業は未経験。アルバイトの経験もなければ、アパレル業界で働く知人もいなかったという。そこから、どのようにして服を作っていったのでしょうか。

身長155cm以下のアパレルブランドをググって創業



田中絢子 700日インスタ配信でコヒナ月商1億円へ



 5年前までは会社員で、システムエンジニアとして働いていた小島未紅さん。彼女は「残業中のブラジャーの苦しさ」に悩んだことがきっかけで、下着ブランドの社長に。入荷後は即完売となり、SNSでもバズる「24hブラ」を、どのようにして開発したのでしょう。知識も人脈も資金もない状態から、ノンワイヤのレースブラジャーをプロデュースした「こじみく」さんに、その経緯を聞きました

小島未紅 5万で始めたブラ開発、4年で日商1000万