「今の自分ではダメだと焦る」「優秀な同僚と比較して自信を失う」という自己肯定感に関する切実な悩み。近藤春菜さんも、自信をなくして落ち込むという気持ちの波は、昔からよく経験しているそう。「実は、ネガティブが私のデフォルト」という春菜さん。マイナス思考から気持ちをどう切り替えているのでしょうか?

きょう、春菜さんと考えるのは、
「自己肯定感が下がった時の対処法」

(読者の「あるある」)
◆自分に自信がなくて、人と違う意見を言うのが怖い
◆今の自分のままではダメだという焦燥感が消えない
◆仕事がデキる同僚や先輩(リア充な友人・知人)に気後れして、落ち込む……

 私も、友達から「もっと、自信持ちなよ」ってよく言われます。

 「どうせ私なんて」と思ってしまいがちな性分で、自分を卑下する癖が止まらない。気持ちもぶれぶれで、定期的に落ち込む波がきます。実は、2日前にも「自信を持ちな」と言われたばかりです(笑)。

 お笑いタレントは資格があるわけではなく、実力勝負の世界。例えば、他の芸人さんがテレビで機転の利いた切り返しをしているのを見ると、「果たして自分は同じようにできただろうか……」というふうに自信をなくすんです。

 「誰かの役に立ちたい」「みんなが笑顔になってくれたらうれしい」という思いでがむしゃらに突き進んでいく中で、力不足を感じて、自分を追い込んでしまうこともあります。だから、皆さんの悩みに心から共感します。

定期的に自己肯定感が揺らぐという春菜さん。「バイオリズムの波は自分で分かるときもあるし、周囲から『今、ネガティブ期に入っているでしょう』と指摘されて気づくときもあります」
定期的に自己肯定感が揺らぐという春菜さん。「バイオリズムの波は自分で分かるときもあるし、周囲から『今、ネガティブ期に入っているでしょう』と指摘されて気づくときもあります」