前回の記事に続いて、「未来の自分についてちょっと真剣に考える」をコンセプトにしたイベント「ミライfes’2019」のリポートをお届けします。第2回のテーマは、「婚活」。ゼクシィの「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」というキャッチコピーが話題になったように、日本の未婚率は年々上昇し、「おひとりさま」も珍しくない世の中になってきています。それでも、結婚に憧れを抱く女性は少なくないでしょう(筆者もその一人です)。では、理想のパートナーと出会うには、どのよう婚活をすればいいのでしょうか? 結婚して充実した人生を送るためのヒントを、婚活コンサルタントの澤口珠子さんが解説します。

澤口珠子さん
婚活コンサルタント/スフィアロココス代表取締役社長/日本教育福祉振興支援協会 少子化対策顧問
澤口珠子さん 理想のパートナーを引き寄せる外見・マインド作りのプロフェッショナル。これまで8000人以上の独身女性を1対1で婚活コンサルサポート。北は北海道、南はシンガポールまで各地から相談者が集まり、高い成婚率を誇る。
参加者に向かって語りかける、婚活コンサルタントの澤口珠子さん
参加者に向かって語りかける、婚活コンサルタントの澤口珠子さん

結婚への近道は「マッチングアプリの活用」

 2015年に厚生労働省が発表したデータによると、日本女性の未婚率は年々上昇しています。「独身女性が100人いたとして、そのうち何人が50歳まで結婚をしないと思いますか? なんと、5人に1人は結婚をしません。つまり全体の約20%は生涯結婚をしない可能性があるということです。また、男女とも結婚願望も年々下がっているというデータもあります」

 独身の人生を選ぶという選択肢ももちろんあります。もし、80%の「既婚者」側になりたいという気持ちがあれば、澤口さんは、結婚サービスの利用、その中でも、マッチングアプリを活用した婚活を勧めています。「男性側の結婚願望が下がっている中、女性が自主的に婚活せざるを得ない状況が到来しており、マッチングアプリはうまく使えば強力な味方になってくれます」