20代の女性と言えば、若さも味方にしながら仕事も恋愛も遊びも充実させているようなイメージがあるかもしれません。でも、置かれている環境や体調などにより、人それぞれの悩みを抱えているのが実態。キャリアや結婚のカタチを含め、様々な価値観が多様化している今だからこそ、立ち止まってしまうことも多いのではないでしょうか。「未来の自分についてちょっと真剣に考える」をコンセプトとしたイベント「未来fes’2019」の第3部では、20代女子の悩みを参加者から募り、「人生の先輩」が答えるという参加型パネルディスカッションが展開されました。

登壇者プロフィール

写真左から順に…

北村邦夫さん(日本家族計画協会 理事長/家族計画研究センター/産婦人科医)

宮原富士子さん(女性の健康支援のためのNPO法人「HAP」理事長/薬剤師)

金井茉利絵さん(女性向けのウェブメディア「AM」の編集長)

長崎真友子さん(フリーアナウンサー/起業家)


結婚のカタチは決めなくていい

参加者 仕事の都合で、結婚後も彼と一緒に住めない可能性があります。別居婚や事実婚ってアリですか?

金井さん 結婚のカタチは決めなくてもいいと思います。実は私自身も、結納はしているけれど、籍は入れないまま約4年間生活を共にしているパートナーがいます。今の私たちの関係も特に問題はありません。ただ籍を入れていないと税制面で損をすることもあるので、そこはデメリットかもしれません。

参加者 今は仕事だけで精いっぱいなのに、結婚後に家事と仕事を両立できるのか不安で結婚に踏み出せません。皆さんも同じことで悩みましたか?