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企業・業界内若手チームルポ連載 わたしたちのミライはわたしたちがつくる

マッキャン若手団体 広告に縛られない「創造」を

2015年9月設立。会社からの全面バックアップを得て、どんな活動をしているのか?

企業内の若手チームに注目し、取材する連載。第2回で取り上げるのは、マッキャン・ワールドグループで2015年9月に設立された若手社員グループ「マッキャンミレニアルズ」。マッキャンエリクソンの松坂俊さん(34歳)と上坂あゆ美さん(28歳)に活動内容とグループの魅力を聞いた。

面白くて新しいものを作りたい

 米系広告会社グループのマッキャンエリクソンで2015年9月に立ち上げられたのが、「マッキャンミレニアルズ」という若手社員グループだ。これを設立し、現在も中核メンバーの一人である松坂俊さん(34歳)に設立時の心境を聞いた。

 「僕は1984年生まれ。周りには同世代で自分の好きなものを作ってスケールさせている人がいっぱいいたんです。例えば、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグも同い年ですしね」(松坂さん)

「若手社員が集まる場所があれば」と考え、マッキャンミレニアルズを立ち上げたマッキャンエリクソン・クリエイティブディレクターの松坂俊さん
「若手社員が集まる場所があれば」と考え、マッキャンミレニアルズを立ち上げたマッキャンエリクソン・クリエイティブディレクターの松坂俊さん

 設立メンバーは同世代の男性社員3人。「僕は個人的に人工知能に深い興味があったので独学でいろいろと学んでいました。当時は仕事の半分がいずれAIに奪われると騒がれ始めた頃。でも、僕はAIは人間の敵ではなく、新しいものを共創するパートナーだと思っていた。そこで、人工知能にCMを作ってもらうプロジェクトを立ち上げたいと考えて会社側に提案してみたところ、『面白いからやれ』とあっけなく企画が通りました」(松坂さん)

 クライアントからの要望に沿って広告を作るという従来の仕事にとどまらず、時代の先を読み、面白くて、新しいものを自らの手で作って発信したい。そう考える若手社員が集まる場所があれば――。その思いがかたちになったのが、マッキャンミレニアルズというチームだ。

 現在、メンバーは、国内に約80人、グローバルも含めれば合計100人を超える。1980年代以降生まれがほとんどだが、希望者は年齢によらず誰でも参加できる。以下の5つのチームに分かれて活動している。

1.コミュニケーションプランニングチーム
プロジェクトを立ち上げて運営したり、コミュニティーを作ったりする。隔週で社内のイベントスペースで講師を招くなどして実施するイベント「木曜日のミレニアルズ」の担当でもある。

2.PRチーム
社内外のネットワークを広げる役割。個々のメンバーがそれぞれつながっているメディアとの窓口にもなる。

3.エディトリアル・チーム
オウンドメディアに記事を投稿したり、グループ会社内の社内報に定期コラムを執筆したりする。

4.APACチーム
東京、シンガポール、タイ、オーストラリアなど10カ国のオフィスとコミュニケーションする。

5.デザイン・チーム
マッキャンミレニアルズの活動で必要になるデザインの業務を手掛ける。

※その他
プロジェクトベースでメンバーが様々な企画を立ち上げてチームを組んで活動している。
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