日々の仕事に励みながら、筋トレやエクササイズに熱中する女性たちに迫る本連載。第5回は都内のIT企業に勤務しながら、ジム通いと自宅での筋トレに励んでいるジョンソン愛里紗さん。新型コロナ禍では専ら「家トレ」ですが、「運動を続けることで、物事に対する姿勢が前向きになった」と語ります。

体を動かす機会が減ったことがつらかった

 3歳から大学生のころまでクラシックバレエに打ち込んでいたというジョンソン愛里紗さん。高校1年生でアメリカ留学した際には陸上競技とアイスホッケー、大学時代にはチアリーディングにも挑戦するなど、「体を動かすことが大好き」でした。でも、2017年にIT企業に新卒入社してから、その機会がめっきり減ってしまったといいます。

 「営業職だったのですが、1年目は仕事を覚えるのに精一杯でした。しばらく体を動かさない生活が続いたのがつらかったので、仕事に慣れ始めた2018年の夏ごろから運動を再開しました」

 最初にジョンソンさんが選んだのは、長年慣れ親しんだバレエ。体を動かさなかった1年間ほどの影響を、初回のレッスンで痛感したそう。

 「久しぶりにトウシューズを履いたらバランスが取れないし、体も固くなっていました。ショックを受けて、そこから1年間ほどレッスンに通い続けました」

写真はジョンソンさん提供
写真はジョンソンさん提供