金井芽衣　「自己分析が苦痛」をなくすコツ

「キャリアへの不安」の「不安」の中には、実は、恋愛や結婚、家族関係など人生全体を包むような根本問題が見つかることがある――。キャリア特化型コーチング・サービスを展開するポジウィル代表の金井芽衣さんは言います。金井さんが、自身の経験や日々ユーザーの相談に乗る中で見つけた、人生まるごと、思い通りに歩むための「ひとさじの戦略」をお伝えします。

　こんにちは！ ポジウィル代表の金井芽衣です。人生とキャリアを上向きにする「ひとさじの戦略」をお伝えしてきましたこの連載。早いもので、いよいよ最終回となりました。

　最後にお届けしたい戦略は、ズバリ、自己分析。「私、このままでいいのかな？」と迷ったときや、転職や副業など新たなステージを探すとき。これまでの自分を振り返って棚卸しをし、方向性を見極めるために、誰でも一度はやったことがあるはずです。

　でも、正直いって、難しいですよね？ 自己分析って。私はもともと自己分析が苦手で、就職活動のときにエントリーシートを書くのが苦痛でしかなく、「エントリーシート提出なし」の会社しか受けなかったほど。今もそうですが、自分に自信が持てなくて「大したことがない私」に向き合うのが怖かったのだと思います。

自身も「自己分析が苦手だった」と語る金井さん。どうやって克服したのか？