アパレルブランドを運営するウツワ代表のハヤカワ五味さんは、生理用品のセレクトショップを展開する新プロジェクト「ILLUMINATE(イルミネート)」を立ち上げ、2020年8月末に女性向けサプリメント「チケットサプリ」を発売しました。インタビューの話題はハヤカワさんのプライベートにまで広がりました。第2回のテーマは「出会いと別れ」です。

Pairsで出会った建築士の人とお付き合いしてます

「(婚アプのプロフィル写真を)居酒屋さんとか飲食店で適当に撮った普段っぽい写真に替えたらすごく印象がよくなった」(ハヤカワさん)
「(婚アプのプロフィル写真を)居酒屋さんとか飲食店で適当に撮った普段っぽい写真に替えたらすごく印象がよくなった」(ハヤカワさん)

 前回記事「ハヤカワ五味『自分をケアするっておしゃれ』を広めたい」の最後に、恋活・婚活アプリについて少しお話ししました。私も、Pairs経由で何人かの男性と会って話したのですが、割といろいろな人に会えるな、と。

 周りにもアプリ経由で出会いがあった人はいっぱいいます。例えば、ある友人は、「アプリで火力発電所に勤務する男性とマッチングした(*)」と言っていました。普通の生活の中では、なかなかそういう人に出会う機会ってないと思うんです。

 デザイナーの友達で、建築士の人とマッチングして結婚した人もいます。私も同じパターンで、デザイナー(自分)と建築士(彼)というカップルでマッチングしました。今はそのPairsで出会った建築士の人とお付き合いしています。

 「建築」は工学の分類ですが、基礎にアートがあるので話が合うし、ファッションへの関心が高い人が多いので、長い時間、話ができて楽しいんです。

 先日、アプリ上で公開するプロフィルをプロのマーケターに編集してもらったことをnoteに書いたのですが、今付き合っている人はプロフィルを変える前にマッチングしていた男性です。ちなみに編集してもらった後、確かにマッチング数は増えています。変化の要素として一番大きかったのは写真じゃないですかね。

 最初はすごく堅い感じの写真を選んでいたんです。でも、居酒屋さんとか飲食店で適当に撮った普段っぽい写真にしたほうがいいとアドバイスされました。アドバイスに従って写真を変えたら、すごく印象がよくなった。写真はめちゃくちゃ盛っていいんですよ。その写真が相手の目に留まって初めて、次のステップにつながるので。

 あと、プロフィルの文章は、自分で自分の性格などを言い切る形ではなく、「妹から~~と言われます」「友達から~~と言われます」と、第三者から言われた体を取るほうが印象がよくなるみたいです。「私は真面目です」というのと「友達から『真面目だね』と言われます」というのは、だいぶ印象が違いますよね。

 さて、ツイッターにも投稿したのでご存じの方もいらっしゃると思うのですが、実は私、今の彼と付き合う前の7月に、婚約破棄を経験しちゃいました

* マッチング……アプリ上で互いに「いいね」を送りあい、メッセージのやり取りができる状態になること