データ連携で支出の管理が圧倒的に楽に

 キャッシュレスはスマホ決済のほかにも、クレジットカード、電子マネー、デビットカードなどがあります。現金と違って、支出を管理しやすい点も大きな特徴です。現金払いだとレシートをもらわなければ細かい支出を毎回把握するのは難しいですが、キャッシュレスなら何かしらデータで残すことができます。

 私は普段、家計簿アプリのMoneyForwardに銀行口座やクレジットカード、LINE Payなどを連携してお金を一括管理しています。カードの引き落とし額や、たまっているポイント残高などもアプリ上で一括確認できるのでとても便利です。家計簿アプリにはいろいろな種類がありますが、キャッシュレス化が進むこれからは、レシートをぽちぽち入力するタイプよりも、まとめてデータで連携できるものが圧倒的に楽です。

キャッシュレスとサイトの相性でお得にポイントを獲得

 買い物金額に応じてもらえる各種カードのポイントや、キャッシュレスサービスに連動しているサイトで買い物をすればプラスアルファでポイントがもらえるなど、うまくポイントをゲットすることで次の買い物がお得になるのもうれしいところです。

 例えば私がよくしているのはこんな使い方。

 頻繁に購入する書籍や消耗品は、LINEが運営するショッピングサイト「LINEショッピング」経由でamazonや楽天市場で買い物をします。LINEショッピング経由で買えば0.5%のポイント還元になり、たまったポイントはLINE Payの残高に振り替えられて普段の買い物に使えるので、LINEショッピングを経由しないのはもったいない、の一言です。

 さらに、メインのクレジットカードでためたポイントをamazonポイントに変換してamazonで利用したり、スターバックスカードにチャージして使ったりと、よく利用する他のサービスでもポイントを活用するようにしています。

 各キャッシュレスサービスのアプリをくまなくチェックしてみると、「実はあのサイトや商品もポイントがたまる対象だった!」なんて発見ができるかもしれません。もらえるポイントの漏れがないように、自分がよく使うサイト×自分がよく使うキャッシュレスサービスの相性を、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。