ズボラ女子でも続けられる

 家計簿というと、今月の予算を決めて、レシートを集めて、ノートに日付と何に使ったかを細かく書いて……といったように、とにかく手がかかるイメージ。意気込んで家計簿をつけ始めても、3日で終わったという人も少なくないと思います。定期的にお金の管理をする時間をじっくり取れるならいいのですが、忙しく働く生活の中ではなかなか時間が取れないのが現実です。

 でも、安心してください。ズボラでも、忙しくても、ノートも筆記用具もなくても、自分の収入と支出がしっかり管理できるのが最近の家計簿アプリです。

 家計簿アプリは数多くあり、機能もさまざまなのですが、大きく分けて2つの種類があります。外部連携ができるものと、できないものです。私自身の使い方は後でお話しするとして、まずは概要からご説明します。

 外部連携ができるものというのは、銀行口座やクレジットカードなどをひも付けることができ、銀行の入出金やクレジットカードの使用状況などを確認することができるアプリのことです。本来であればそれぞれの銀行やクレジットカードのサイトにログインしないと確認できない明細を、アプリひとつでまとめて確認できるというのが本当に便利です。アプリによっては、カードの引き落とし日を反映してくれるものもあります。自分の使っている口座やカードをすべて連携すれば、他のサイトをいちいち確認する必要がありません。

 反映されたデータは自分で飲食や消耗品などと登録することができ、ボタンを押すだけで自分の家計簿を作っていくことができます。銀行やカードの連携したものが反映されるのに加えて、現金払いしたものは自分で入力できますし、レシートをカメラで読み込むだけで金額や内容を反映できたりします。

 (C)PIXTA
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