こんにちは、社会保険労務士の細川芙美です。平成生まれ、doors世代の社労士として読者のみなさんと同じ目線で、働く上で出てくる悩みにお答えしたいと思っています! ふーみん先生と呼んでください!

 緊急事態宣言が適用されている地域も多くあり、まだまだコロナは収まりそうにありません。そんな中でもライフプランニングを立て、歩みを止めるわけにはいきませんね。

 友人のユカは学生時代からの彼氏と同棲中。両親や親せきからも結婚をせかされていますが、バリバリ働いているユカは結婚をしても名字は変更したくないようで、結婚にはとまどいがあるよう。事実婚という選択肢も考えているようです。


ユカ 積み上げたキャリアがあるから、結婚して名字を変えるのは嫌なんだよね。それにお互い自立しているし、結婚という形にこだわる必要もない気もしている。

ふーみん 結婚後も旧姓をビジネスネームとして使う人は多いけど、ユカのようにそもそも籍を入れないという考えも少しずつ広がっているみたいね。

ユカ でもやっぱり法律的に夫婦でないといろいろ不利益なこともあるのかな。

ふーみん そうだね。全く同じというわけにはいかないところもあるから、違いをまとめてみよう!


 結婚のスタイルも多様化し、事実婚という夫婦の形を選択するカップルも増えてきているようです。女性の社会進出が進む中で、女性が夫の戸籍に入り、名字を変更するという風潮もやや時代遅れという感じもありますね。

 事実婚の扶養や産休・育休、会社での特別休暇の取り扱いについてお話しますので、結婚をする前にぜひ確認してみてください。

税金面で損することも。事実婚の意外なデメリットをふーみん先生が解説してくれました
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