いろいろと知りたい海外の時事問題。英字紙ウェブサイトで手軽に読めるようになったけれど、なかなか読む時間がない…。そんなあなたに、知っておきたい時事問題を硬軟合わせ、主要英字紙ウェブサイトから月1回、紹介します。今回は抗議デモが続く香港の話題などをお届けします。

 10月1日は中国の祝日「国慶節」(建国記念日)です。今年(2019年)は建国70年に当たり、北京では式典や大規模なパレードが華々しく行われました。

 一方「逃亡犯条例」改正案をきっかけに起こった香港のデモはまだ継続しており、香港政府は「市民の安全を考慮して」、ビクトリア湾で行う予定だった国慶節の花火大会をキャンセルしました。

香港の夜景。華やかなライトアップの下で、民衆によるデモが行われている(C)PIXTA

 抗議デモは数カ月続く異例の状態になっています。若者をデモに駆り立てる1つの要因が、将来に期待が持てないことからくる憤りや不安にあるのをご存じでしょうか。

 大きな憤りが、家を持てないこと。マンションは高騰し、公営住宅に入ろうにも10年待つのは当たり前。そして手に入れたとしても驚くほどの狭さといいます。

 South China Morning Post(サウスチャイナ・モーニング・ポスト)記事は、香港市民にとって希望が持ちづらい状況を深掘りしています。

Hongkongers pay a price for their low taxes through the world’s most expensive homes and smallest living space. Here’s why (South China Morning Post, September 23, 2019)

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