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私の推しエンタメ

ジェーン・スー×高橋芳朗 キャリア女性はラブコメを!

ジェーン・スーの心の映画 「2000~2010年のラブコメ作品がグッとくる」

激しい衝撃をくらう作品

高橋 「最高に気の合うジェシーとは永遠に親友でいたい」ということで離婚を切り出すセレステはさすがに都合良すぎますよね。案の定ジェシーに新しい恋人ができて、そこではじめて彼女は自分の傲慢さに気付かされるわけです。これは失恋直後に見ると相当食らいますよ。

ジェーン・スー 皆さん、仕事に影響が出ないように週末に見てくださいね(笑)。アラサー、アラフォー女性が、人生にたかをくくってしまう瞬間はある。「この人でいいのか」と思いがち。そういうことを言っていると、こうなってしまうぞと教えてくれる映画です。

高橋 セレステのように恋愛で慢心して痛い目に合ったことがある人は男女問わず少なくないと思います。気がついたときには取り返しのつかないことになっていた、という。自分自身、この映画を見るといまだに過去の失恋の古傷がうずきますからね。そのぐらいリアリティーがある。

「失恋したときに見ると、キツいですね。荒療治としてはいいかもしれません」(高橋芳朗さん)
「失恋したときに見ると、キツいですね。荒療治としてはいいかもしれません」(高橋芳朗さん)

高橋 まだ失恋の傷が十分に癒えていないにもかかわらず、半ば強引に新しい恋を走らせようとするセレステの姿がまた痛々しくて。「失恋あるある」ですよね。ジェシーと別居する前に購入した家具が届いたものの、結局ひとりで組み立てられなくてジェシーを呼び出すシーンも印象的です。

ジェーン・スー 彼がいないと何もできない自分に気付くんですよね。最近、恋をしていない人には「恋はこういうものだ」と思い出せる作品ですね。

2人は昨年12月『新しい出会いなんて期待できないんだから、誰かの恋観てリハビリするしかない』(ポプラ社)を出版
2人は昨年12月『新しい出会いなんて期待できないんだから、誰かの恋観てリハビリするしかない』(ポプラ社)を出版

 後編でもおすすめ作品の紹介と、ラブコメ作品にはまったきっかけについて教えてもらいました。

取材・文/齋藤有美(日経xwoman doors) 写真/鈴木愛子

後編「ジェーン・スー 『好きなことを続けていれば形になる』」では、次のストーリーを展開

■ジェンダー観に衝撃のネトフリ作品
■容姿コンプレックスと向き合える作品
■たたずまいや振る舞いで印象が変わる
■ラブコメはこう楽しんで
■ファミレスでのおしゃべりが本に
■好きなことを続けると形に
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