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私の推しエンタメ

ジェーン・スー「好きなことを続けていれば形になる」

ファミレスでおしゃべり→1冊の本に ジェンダー&容姿への考え方が変わる作品

ラブコメ好きを公言している、コラムニストのジェーン・スーさんと音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんは「働く女性にこそラブコメ映画はオススメ」と言います。そんなお二人におすすめのラブコメ作品を教えてもらいました。

前編 ジェーン・スー×高橋芳朗 キャリア女性はラブコメを!
後編 ジェーン・スー 「好きなことを続けていれば形になる」 ←今回はここ

―― 前編では仕事も恋も頑張っている女性が登場する作品を紹介してもらいました。他にも考えさせるようなドラマなどはありますか?

ジェンダー観に衝撃のネトフリ作品

ジェーン・スーさん(以下、ジェーン・スー) フランスのネットフリックスオリジナル作品の『軽い男じゃないのよ』。ラブコメの体はなしているのですが、内容は社会派ドラマです。女性をモノとしか見ていない主人公の男が頭を打って、女性と男性の立場が逆転している世界に飛んでいってしまうというストーリーです。

 主人公が飛んでいったのは、女性に求められるスペックが全部男性に求められている社会。ひっくり返った世界ではどういうことが起きるのかを見せてくれるのですが、最初は笑っていられるものの、だんだん「私たち、こういうふうに扱われているんだ」と背筋が凍ってきます

「ファミレスでのおしゃべりが本になった。好きなことを続けていたら形になったんです」と話すジェーン・スーさんと高橋芳朗さん
「ファミレスでのおしゃべりが本になった。好きなことを続けていたら形になったんです」と話すジェーン・スーさんと高橋芳朗さん

高橋芳朗さん(以下、高橋) この映画、後味としては完全にホラーですね。

ジェーン・スー しかもあり得ないホラーではなく、私たちが現実に経験しているホラーなので、本当に怖いんです。ラストの驚愕(きょうがく)のシーンは必見です。「フェミニズムなんて面倒だ」と思っている人でもだまされたと思って見てほしい。私たちも10年前に観たかったと話していたんです。

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