準備は裏切らない

 「コロナによって展示ではイメージしていたことが別の形になってしまった部分もあります。でも準備していたことは裏切らないと思うんです」

 展覧会に来られなくなった人のためにできることはないかなどさまざまなアイデアを膨らませた。

 「準備していたことは裏切らない」。それは篠原さんが歌、舞台、衣装デザイナーとさまざまな転身を遂げてこられたのは常に「準備」を怠らなかったから。

 実はデザインや衣装の世界に目標を掲げたのは、シノラーブームが巻き起こっていた16歳の時からだったという。その頃から「準備」を怠らなかった。そしてそれが、松任谷由実さんや嵐のステージ衣装を担当するというチャンスをつかむことにつながったという。

 どのような準備をし、チャンスをつかんできたのか、続きは篠原ともえ ユーミン、嵐の衣装デザインで学んだことで。

取材・文/齋藤有美(日経doors編集部) 写真/洞澤佐智子