複数名の独身女性が一人の心を勝ち取るために、さまざまなドラマを繰り広げる婚活サバイバル番組「バチェラー・ジャパン」の4代目バチェラー、黄皓さん。上海に拠点を置く貿易会社、パーソナルトレーニングジム・エステ「BESTA」、スマートミラーデバイスでオンラインフィットネスプログラムを提供する「ミラーフィット」と3つの会社を経営する。経営者として、多忙な日々を送る黄さんに番組参加のきっかけや恋愛観・結婚観などを聞きました。

前編 4代目バチェラー黄皓 女性を選ぶ基準は「帰巣本能」 ←今回はここ
後編 バチェラー黄皓 27歳で婚約破棄を経験した過去

参加理由は「ありのままの自分を出したい」

編集部(以下、――) 黄さんには2年前、doorsの記事でAK男子(あえて結婚しない男子)として、登場してもらいました(以前の記事はこちらから「あえて結婚しない『AK男子』の本音、それぞれの結婚観」)。複数名の独身男性が一人の女性の心をつかむためにドラマを繰り広げた「バチェロレッテ・ジャパン」、そして今回の「バチェラー・ジャパン」シーズン4と立て続けに参加された、心境の変化を教えてください。

黄皓さん(以下、黄) 2年前から、将来的にはいつか結婚したいと思っていました。でも、経営者として事業に没頭する毎日。結婚はタイミングやハプニングがないと決断できない。だから、「バチェロレッテ・ジャパン」で徹底的に一人の女性と向き合えるというのは、自分が変われるいい機会なのかもしれないと思いました。

(C) 2021 Warner Bros. International Television Production Limited
(C) 2021 Warner Bros. International Television Production Limited

―― 「バチェロレッテ・ジャパン」では最後の2人まで選ばれましたよね。

 自分らしさを出しきれず、結局は恋に破れてしまった。その後悔が強くて。今度はありのままの自分を出して、真実の愛を見つけて、すてきなパートナーと出会いたいと思い、「バチェラー・ジャパン」への参加を決めました。

―― 「バチェラー・ジャパン」シーズン4はシーズン1~3と違って、女性陣もバチェラーが誰か分からない状態で参加していますよね。

 出会ったその日から短い期間で信頼関係を築いていく必要があるため、真剣に一人一人の女性に向き合う必要がありました。自分の気持ちを伝え切るために非日常的なコミュニケーションやアプローチもたくさんありました