生理のことをポップに語り合う姿に衝撃

―― 「#NoBagForMe」のメンバーとして活動に参加されていましたが、どのような経緯でプロジェクトに加わったのでしょうか?

ゆうこす 実は私は、最初「#NoBagForMe」への参加に前向きになれなかったんです。誘っていただいたときに周りに相談したところ、主に男性から「モテクリエイターなんだから、そんな活動やめたほうがいいよ」と言われました。もともと私自身も、小学校の頃に授業で生理の話をするときは男女別の部屋に分かれて聞かされましたし、生理って隠さないといけない恥ずかしいものだと思っていたんです。

 でも、五味ちゃん(起業家のハヤカワ五味さん)たちから熱いメッセージをもらって、「じゃあやってみようかな」という感じで、最初は半信半疑で参加しました。実際に参加する前は、生理のことをなんで隠さないといけないんだ!っていう怒りの感情を持った方が多いのかなと思っていたのですが、第1回のキックオフミーティングはすごくポップな会場で実施されて、ごく自然に、みんなで生理のことを話していたんです。生理のことを人前でこんなにオープンに話していいんだって、カルチャーショックを受けすぎてひとりで号泣してしまいました(笑)。

#NoBagForMeの活動の場に参加してカルチャーショックを受け、号泣したそう
#NoBagForMeの活動の場に参加してカルチャーショックを受け、号泣したそう

―― そうなのですね! これからもジェンダーに関する活動は続けていく予定ですか?

ゆうこす そうですね。私がそう思っていたということは、学校で女の子だけ集められて生理の話をされた人たちの中にもそう思っているはずだし、SNSのフォロワーに恵まれているインフルエンサーをしている身として、10代や20代の若い世代に伝えていきたいと思いました。それに、ゆうこすってキャラクターとしてポップじゃないですか(笑)。シリアスさもないし、YouTubeもやりつつメディアにも出ていて、立ち位置的にちょうどいいなと思って。私だからこそ、ポップに伝えられると思って続けていきたいなと思っていますね。