SNSで支持を得るインフルエンサーであり会社も経営するゆうこすさんは、「#NoBagForMe」や動画配信など、ジェンダーに関する活動を行ってきました。女性特有の問題に関心を持ったきっかけなどを聞いた前編に続いて今回は、モテクリエイターとしての意識の変化について聞きました。

ゆうこす 私の影響力が死んでもジェンダーの発信続ける
ゆうこす「モテクリエイター」の役割、意味が変わった ←今回はココ

自分の気持ちも相手の気持ちも大切にできるのが本当のモテ

日経doors編集部(以下、――) 会社を立ち上げて経営者になってからは、社会でジェンダーギャップを感じたり、気になることを言われたりした経験はありますか?

ゆうこすさん(以下、ゆうこす) ここで伝えるのも恥ずかしいぐらいのレベルのことを言われたこともありました。仕事の会食で、女なんだから色目を使って仕事を取ってくればいい、というようなことを言われたりもしましたね。仕事が忙しくて家事代行サービスを利用したときも、男性から、「モテクリエイターなんだから仕事も家事もやらないと!」って言われたりして。でも、そういうことも後から周りに「なんであれ怒らなかったの?」って言われて、「ああ、そうか失礼な事を言われたよね」って気づくことが多いです。普段生配信をしているからか、自分の気持ちより全体の空気を優先してしまう悲しい能力が身に付いてしまっているので、もっと自分の気持ちを大切に生きようと思っています。

ジェンダーギャップは常日頃から感じていたというゆうこすさん
ジェンダーギャップは常日頃から感じていたというゆうこすさん

ディズニーランドでダブルデートしながら議論

―― モテクリエイターとして活動を始めた頃は、ジェンダーについて考える機会は少なかったんですか?

ゆうこす 最初は、社会に出たら男性に媚(こ)びていたほうが生きやすいのかもっていう思いがあって、モテクリエイターとして仕事を始めたんです。でも今となっては、当時の私の言葉の選び方が、誰かを傷つけてしまっていたかもしれないと思います。言葉ひとつでも多くの人の気持ちに影響を与えるということは、皆さんの意見からすごく学んでいますね

 先日、起業家の辻(愛沙子)さんとダブルデートで東京ディズニーランドに行きました! そのときにアトラクションの待ち時間、1時間くらいずっと辻さんとお互いのパートナーと4人で色々と議論していて。ジェンダーの話も出てきました。こうやって話せる友人がいることがとても嬉しいですし、学ぶことがたくさんあるなと思っています。