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シェアが日本を救う 石山アンジュ

多拠点生活も格安に 手ぶら旅行も 最新シェアサービス

「旅するように暮らす」が可能に 民泊、カーシェア以外に広がるユニークサービスをご紹介

高級外車を借りられるシェアカーサービス

 車を貸すカーシェアサービスも充実しています。たとえば、DeNAが出資する「Anyca (エニカ)」では、一般的なレンタカーサービスとは異なり、個人の車を個人が借りるサービスです。さまざまなバリエーションの車がシェアされていて、高級外車も借りることができます。旅先や休日に、高級外車に乗るという非日常の体験ができます。万が一の事故の際には補償も効くので、貸すほうも借りるほうも安心して利用できます。

住居をひとつに固定しない新しい暮らし方も普及

 生活面で利用してほしいおすすめのサービスが、コリビングです。これからは「場所」という制約を取り除いて、より身軽に、より自由な選択肢を持つことが重要になるのではないでしょうか。家は必ずしも1つに限らず、世界中に「ただいま」と言える居場所をいくつも持てることが、今後の豊かな生き方だと思います。ただ、1人で家を複数持つのは難しいので、家をシェアするという視点を取り入れればいいのです。こうすることでたとえ今住んでいる場所に住めなくなっても、他に居場所があるから大丈夫と心理的な安全が得られるし、都会の喧噪に疲れたから郊外の家に行って自然に触れながら仕事をしようというフレキシブルで気軽な働き方も可能になります。

 そのような複数の場所で暮らす多拠点生活を希望する人を支えるのが、「ADDress」というサービス。月額4万円から、定額で全国に30件あるADDressが管理する家に住むことができます。また、ADDress はANAと提携していて、利用料金に3万円をプラスすることで、全国のANAの指定路線に月2回往復で搭乗できるというプランの実証実験が始めました。ADDressの会員であれば日本中のいろいろな場所で暮らすことができるし、会員同士の出会いや、コミュニケーションも生まれます

 これまで、複数の拠点に住むためには二重のコストがかかりました。別荘を持つなど、住居を複数かまえることは、お金持ちでなければできないことだったんです。ただ、シェアが普及した今は、多拠点生活のハードルが下がっています。例えば、月15万円を家賃にかけられるとしたら、シェアハウスや定額サービスを利用して、渋谷で月5万円、京都で5万円、沖縄で5万円をかけて、3拠点の住まいを確保することができます。

 人の生活の中で、働くことと住むことが大きい割合を占めていますよね。どちらかにシェアを取り入れることで、ライフスタイルが大きく変わります。働き方を変えることは企業に勤めている方にとっては難しいかもしれませんが、住まいをシェアすることで、生活は豊かになります。リモートワークがさらに普及すればどこでも仕事ができる環境になるので、暮らし方と働き方がセットになり、これからさらに多拠点生活が広がっていくと思います。

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