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シェアが日本を救う 石山アンジュ

石山アンジュ「血縁に頼らない家族」を広げる挑戦は続く

最終回 他者を信じる心の垣根を下げればシェアライフは楽しめる

人とものを分け合いつながることで豊かに暮らす「シェア」。この連載では、その普及拡大を進める石山アンジュさんに、シェアの魅力を語って頂いています。最終回のこの記事では、石山さん自身のシェアライフと、シェアで幸せに生きるための方法について聞きました。

0歳から60代まで、70人が暮らすCiftの生活

 前回の記事、「多拠点生活も格安に 手ぶら旅行も 最新シェアサービス」では、日本でもリーズナブルな費用で複数の拠点を持つ環境が整ってきていると伝えましたが、私自身も、多拠点生活をしています。仕事で地方に行くことも多いので、1カ月のうち、20日間は東京のシェアハウスで暮らし、10日間は地方にいるというスタイルです。

 私の東京での住まいは渋谷の「Cift」というシェアハウスです。「“ともに暮らし、ともに働く”意識でつながる家族」というコンセプトで、0歳から60代まで、約70人が家族として暮らしています。Ciftの拠点は渋谷駅近くのビルと松濤エリアの3階建ての一軒家のほか、京都にもできる予定です。ここには、結婚しているカップルも住んでいれば、週3日はCift、週4日は妻と自分の家で暮らす人も。小さな子どもと一緒に暮らすママもいれば、子どもを育て上げて単身で入居した人もいます。

東京・渋谷の松濤エリアにあるシェアハウス「Cift」でインタビューに答える石山アンジュさん
東京・渋谷の松濤エリアにあるシェアハウス「Cift」でインタビューに答える石山アンジュさん

 Ciftには、会社員だけでなく、作家やミュージシャン、料理人、お坊さん、弁護士など、さまざまな肩書を持つ人が集まっています。毎日の生活で、美容師が髪を切ってくれたり、鍼灸師がお灸をしてくれたりと、それぞれのスキルで助け合うことも。それだけでなく、法人組織を立ち上げて一緒に仕事をすることもあります。

 Ciftがスタートしたのは約2年前。私は38人の初期メンバーのうちの一人です。メンバーはどんどん増え、今はスタート時点と比べ2倍になりました。新しい住人を迎え入れるときは、現在いるメンバーの紹介制を取っています。さらに、10人近くのメンバーとの面談を経て、相性が合えば家族になってもらいます。

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