『週刊SPA!』の「ヤレる女子大生RANKING」企画に抗議したり、性犯罪の刑法改正を求めて署名を立ち上げたりとアクティビストとして活動する山本和奈さんは、女性や外国人など、声を上げたくても上げられなかった人の代弁者になるべく活動を続けています。そんな山本さんが「日本のここ、ちょっと、おかしい」と思うことについて、鋭い視点から指摘してくれます。1回目は「自己肯定感が低い日本人」についてです。

 日本では「若さ」や「痩せていること」により「美」が取り上げられていると思う。そう感じるのは、まさにその要素に影響されていたからだ。10代のとき、年中ダイエットをし、ファッション誌のダイエットコーナーを隙間なく読み、食べるもののカロリーをすべて計算していた。

日本でより多くの人が声をあげられるように私が立ち上げた社団法人、Voice Up Japanでも「ボディーポジティブ」をテーマに議論している

「日本の女子高生」に憧れ、自分をデブと思い込んだ

 私は高校時代バリバリの体育会系だった。インターナショナルスクールに通っていたから、部活は「シーズン制」で、バレーボールとサッカーをやっていた。となると、体形もかなりガッチリしていた。

 その当時、「日本の女子高生」に憧れていた自分は日本のファッション雑誌をよく見ていた。アルバイトなどを通して他校の女子高生と一緒に時間を過ごすことが多くなると、自然と「ダイエット」や「痩せないと」が口癖になっていた。

 さまざまなファッション誌を購入していたのだが、どんな雑誌も「痩せる方法」を掲載していて、極端な場合は全然太っていないモデルさんの体の部位を計り、ランクづけなどをして「デブ」や「ぽっちゃり」とレッテルを貼っていた。