「自分を好きになれない」「自信が持てない」「できない自分に落ち込む」といったマイナス思考の癖に悩んでいる人は少なくありません。今年7月に『習慣化は自己肯定感が10割』(学研プラス)を出版した自己肯定感の第一人者・中島輝さんが、負の感情と上手に付き合う方法や人生を前に進める自己肯定感向上のノウハウを教えてくれます。
doorsアカデミー 人生が変わる 自己肯定感のトリセツ
doorsアカデミー 人生が変わる 自己肯定感のトリセツ
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1中島輝 シートで自己肯定感をチェック&自己否定脱出法
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2人と比べて落ち込む 嫉妬をチャンスに変える成功の法則
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3三日坊主ぐせを克服 チャンスを呼び寄せる習慣化のコツ
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4転職や部署異動 失敗不安を乗り越え成果を出すノート術←今回はココ
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5仕事か結婚か 人生の重要な決断ができない人への処方箋
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6幸せな出会いが遠のく 自己肯定感を下げるNG行動
これから新年度に向けて、組織改編や人事異動が多い時期になります。ダイバーシティ経営が進み、doors世代の皆さんもリーダー的な立場に抜てきされる機会が増えてくるでしょう。人事異動や転職直後など、慣れない環境下では自己肯定感が下がりがち。今回は、不安を乗り越え成果を出すための対処法をお伝えします。
慣れない環境、自己肯定感は下がりがち
新しい職場環境や初めての挑戦には、経験したことのない出来事が多くあります。
2005年に米国国立科学財団が発表した記事によると、人は1日につき1.2万~6万回の思考を行い、そのうちの約8割はネガティブな思考をしているといわれているそうです。特に慣れない環境下では、自分の身を守るために備わっている「危険察知能力」が湧き上がります。
・うまくできるかな?
・失敗したらどうしよう?
・与えられた役割を自分は果たせるだろうか?
・人間関係はうまくいくだろうか
・失敗したらどうしよう?
・与えられた役割を自分は果たせるだろうか?
・人間関係はうまくいくだろうか
など、さまざまな角度からリスクを考えていくでしょう。環境に慣れるまでは、自己肯定感を構成する「6つの感」のうちの「自己効力感」(自分にはできるという感覚)と「自己有用感」(自分は何かの役に立っているという感覚)が低くなってしまう恐れがあります。
そうした状況で、自己肯定感が低いとき、高いときにはどうなるか? 対処法を一緒に考えていきましょう。漠然と浮かんでくる不安から課題を明らかにし、解決への前向きな行動に変える「自己肯定感ノート」も紹介します。
「6つの感」の詳しくは…