半年にわたりお届けしてきた連載「ビューティーテックの世界」。最終回となる今月は、カネボウ化粧品「KATE」から登場した新デジタルツール「KATE MAKEUP LAB.」にフォーカスします。約36万人が利用する顔のパーツ比率分析など、これまでにない機能が充実! その魅力に迫ります。

本当に自分が「やるべきメイク」が分かる!

 1997年の誕生以来、クールな世界観と豊富なラインアップで愛されてきたカネボウ化粧品のグローバルメイクアップブランド「KATE(ケイト)」。「no more rules.(ノーモアルールズ)」をコンセプトに、トレンドを取り入れつつ、自分らしさを引き出すためのアイテムやメイクアップ方法を提案し続けています。

 KATEの特徴の一つは、メイクアップ効果で「小顔に見せる」「顔立ちにメリハリを出す」など、自分の理想の顔に近づくためのコスメがそろっていること。ベースからポイントメイクまで、テクニックいらずでさまざまなメイクが楽しめるため、親子2代にわたって愛用しているユーザーも多いそう。

 そんなKATEから、2021年2月、ブランド初のデジタルサービスとなる「KATE MAKEUP LAB.」が登場。LINEで「友だち登録」をするだけで、目元や骨格を強調し、自分の顔立ちをより魅力的に見せるためのメイクアップテクニックが分かるなど、これまでにない機能が充実しています。

 リリースからわずか1カ月で、ユーザー数約36万人(2021年3月上旬現在)を突破した「KATE MAKEUP LAB.」の魅力について、商品を開発する花王の化粧品事業部門、マステージビジネスグループKATE担当の若井麻衣さんに話を聞きました。

「KATE MAKEUP LAB.」のメインサービス「KATE SCAN」。AIが顔の特徴点を84座標から測定し、パーツ比率を分析することで、自分がやるべき本当のメイクが分かる!
「KATE MAKEUP LAB.」のメインサービス「KATE SCAN」。AIが顔の特徴点を84座標から測定し、パーツ比率を分析することで、自分がやるべき本当のメイクが分かる!