ニューヨーク・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナルやエコノミストなどの海外一流誌の記事をもっとスラスラ読めるようになりたい! そんな方向けの実践・英語特訓の連載を展開しているカリスマ英語講師・竹末研一さん。2020年9月には、日経doors有料読者を対象にしたオンラインセミナーを開催。そのエッセンスを分かりやすくまとめて紹介する新連載です。竹末さんが独自で開発した英語読解ノウハウを身に付けましょう!

日経doorsアカデミー 竹末研一先生 英字新聞「読解の超基本」

日経doorsアカデミー連載で上級英語を教えてくれる竹末研一さんが、2020年9月12日にオンラインセミナーを開催しました。竹末さんオリジナルの英文読解法のエッセンスを分かりやすく解説しています。ご活用ください。

英語の5文型、すらすら言えますか?

 今回は最初に、英語の5文型を復習していきましょう。「そんなの簡単~!」と読み飛ばさないでくださいね。実はこの5文型をしっかり理解できている人はそういないのです。そして、英文を正しく早く理解するには、これこそ、なくてはならない知識です。

第1文型:S(主語)+V(動詞)

例文 She went. (彼女は行きました。)
   The birds fly. (鳥たちは飛びます。)

 上記の第1文型で使われる動詞は、後ろに目的語を必要としない「自動詞」です。

第2文型:S(主語)+V(動詞)+C(補語)

例文 I am a student. ⇒studentは名詞 (私は学生です。)
   She is kind. ⇒kindは形容詞 (彼女は親切です。)
第3文型:S(主語)+V(動詞)+O(目的語)

例文 I eat a banana. (私はバナナを食べます。)

 第3文型で使われる動詞は「他動詞」で、目的語抜きでは文章の意味がよく分かりません。

 例えば「I love.(私は愛します)」という文章では、何を愛しているのか分かりませんよね? このような文を「不完全文」といいます。そのため、文中に他動詞が出てきたら、O(目的語)を探す必要があります。他動詞が出てきたら、目的語を探しながら「何が来るかな」と予測しながら読んでいきましょう。

 また、他動詞にはOが1つだけのタイプと2つあるタイプ、そして、OとCがあるタイプがあります。