ニューヨーク・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナルやエコノミストなどの海外一流誌の記事をもっとスラスラ読めるようになりたい! そんな方向けの実践・英語特訓の連載を展開しているカリスマ英語講師・竹末研一さん。2020年9月には、日経doors有料読者を対象にしたオンラインセミナーを開催。そのエッセンスを分かりやすくまとめて紹介する新連載です。竹末さんが独自で開発した英語読解ノウハウを身に付けましょう!

日経doorsアカデミー 竹末研一先生 英字新聞「読解の超基本」
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    英文法で実際によく使われるのはたったの5%←今回はココ
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    英文を倍速で読むコツは文章の「骨格」を見分けること
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    英文は間違えやすい文法だけに注目すれば倍速で読める
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    英文読解カリスマ講師の秘技「赤青2色分けの肝」
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    7問で集中的に英文の青赤2色の色分けを徹底練習!
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    修飾部分は青、間違いやすい部分は赤 5文型を見極める

日経doorsアカデミー連載で上級英語を教えてくれる竹末研一さんが、9月12日にオンラインセミナーを開催しました。竹末さんオリジナルの英文読解法のエッセンスを分かりやすく解説する新連載のスタートです!

文章が長くなるといきなり読めなくなる

 皆さん、改めましてこんにちは。私が2011年から教えている独自の英文読解法を、本連載ではさらに深く具体的にお伝えしていきます。

 今回、doors読者向けセミナーを開催するに当たり、事前に参加者の皆さんから英語に関する悩みを寄せてもらいました。目立ったのは「文章が長くなるといきなり読めなくなる」「専門分野以外の文章が読めない」「複雑な内容を英語で話せない」というものでした。この連載を読むことで、それらの悩みを解決することができますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

 中学、高校で英語の成績が良かった人でも、難しい英語の専門書や英字新聞になると読みにくくなる場合があります。そういう人でも、コツを押さえれば「急に読みやすくなる」んです。

 学校の授業では雑多な知識を教えられる場合があり、その知識が災いしている側面があります。学校で習った英文法の多くは、実際にはあまり使われていません。学校で教わる英文法を100%とした場合、実際に使われている英文法はたった5%ぐらいなんです。この5%の英文法が、英文の9割5分を支配しています。

 学校のテストでは、500~600ページの英文法の教科書を暗記してしまえば満点を取れるので、ひたすら暗記した経験をお持ちの方は多いでしょう。でも大事なのは、英文法全体のたった5%です。この5%をもっとよく学べば、英文をすらすら読めるようになります。

 例えば、動詞の末尾にingを付ける用法を皆さんご存じだと思います。これにはどのような文法項目があったか、覚えていますか?