やれ男子は草食になった、やれデート代も割り勘が普通……などいろいろ言われる昨今ですが、実際のところどうなのでしょうか? 今ドキ男子の生態や考え方を直接聞いてしまおう!という趣旨でスタートした本連載。初代バチェラーの久保裕丈さんにインタビューした第1回(初代バチェラー久保裕丈 結婚は目的ではなく手段)に続いて、今回は等身大のdoors男子(若い独身男性)たちに、doors編集部唯一の男性記者(既婚)がファシリテーターとなり、男同士のぶっちゃけ本音トークの座談会を開催しました。

上編 男をステータスで判断する部分が見えると引いてしまう ←今回はココ
下編 パートナーには「夫を支える妻」になってほしくない

K・Yさん
ITベンチャー企業勤務
32歳。大学卒業後に友人と起業した会社はまもなく9期目を迎える。仕事以外は「無趣味」。最近婚約したばかりで、パートナーとはよく美術館でデートしている。

笹森仁(ささもり・じん)さん
ビルコム プロデュース局
25歳。PR会社勤務。社会人3年目。趣味は旅行で「感動するものを見ることが好き」。休日は親しい友人と過ごすことが多い。現在、特定の恋人はいない。

田村歩(たむら・あゆみ)さん
グローバルベイス 不動産事業部 係長
32歳。不動産会社勤務。もともと美容師だったが、腰を痛めたことをきっかけに転職。異業種だったが「話すことが得意なので営業職を選んだ」。趣味のジム通いは週に3~4日。現在、特定の恋人はいない。

マッチングアプリで出会って、1カ月で結婚を決めた

日経doors編集部(以下、――) 日経doors編集部の田中裕康です。まずは私の自己紹介から。私は38歳、既婚子持ちの共働きです。本日は独身男性の皆さんに恋愛観や結婚観を伺いたいと思っています。いきなりですが、皆さんには今特定の恋人はいらっしゃいますか?

笹森さん(以下、笹森) 今はいません。

田村さん(以下、田村) 私も、今は彼女なしです。

K・Yさん(以下、K・Y) 実は……つい最近結婚することが決まったんです。2020年の夏をめどに入籍する予定なので、あと1年限定の独身男子です(笑)。

―― それはおめでとうございます! ちなみに、パートナーの方とはどうやって知り合ったんですか?

K・Y いわゆるマッチングアプリです。知り合ったのは今年の5月末で、出会って1カ月弱で結婚を決めました。もともと結婚願望は全くなかったのですが、もし結婚するなら自立した、たくましい人がいいとぼんやりと思い描いていました。なのに、好きになるのはかよわく、守ってあげたくなる女性ばかり(笑)。矛盾していますよね。今のパートナーとマッチングアプリで知り合って、ようやく「結婚したいと思える女性と巡り合った!」と感じました。

―― すごいスピード感ですね。doorsでも特集で取り上げたばかり(婚活アプリ最新事情2019)ですが、マッチングアプリって、最近はみんな使っているものなのでしょうか?