基本に加え、「できる人」だけがやっているワンランク上のビジネスマナーについて、女性営業職や働く女性の人材育成・キャリア支援を行う太田彩子さんがdoors読者だけにレクチャー。成功者のビジネスマナーを身に付けて、チャンスを広げましょう。
日経doorsアカデミー 成功者のビジネスマナー
日経doorsアカデミー 成功者のビジネスマナー
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1成功者のビジネスマナー やってはいけないアポイントメール
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2相手をイラッとさせる、お礼メールのありがちNG例 ←今回はココ
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3信頼失墜! クレーム対応・謝罪、やってはいけないNG例
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4着てはいけない ビジネスカジュアル【NG例】
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5「根回し」なしの企画が組織で通らない理由【NG例】
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6「承知しました」はダメ? チャットのマナー【NG例】
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7やってはいけない! ウェブ会議のマナー【NG例】
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8やってはいけない!新任リーダー【NG行動】
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9成果が出ない! ウェブ商談のマナー【NG例】
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10オンラインでのセミナーとプレゼン、やりがち【NG例】
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11負のループにハマる モチベーションの高め方【NG例】
第2回は「お礼メール」の書き方をご紹介します。女性営業職や働く女性の人材育成・キャリア支援を行う太田彩子さんが、相手の心をつかむお礼メールのこつを伝授!会食や飲み会が増えるこの時期こそ成功者のメール術をマスターして、すてきなご縁をつなげましょう!

お礼のつもりがマイナスの印象に。お礼メールのありがち【NG例】
今回のテーマは、アポイントが実現した後の「お礼メール」の書き方です。
商談や打ち合わせ、会食やランチで目上の方にごちそうになったときなど、謝意を伝えるお礼メールは、大切なビジネスマナーの一つ。一方で、お礼メールには、相手とあなたの今後のお付き合いを左右する重要な役割もあります。
「アポイントがとれた」「ランチが実現した」とうれしい成果を得られても、お礼メールがテンプレ通りだったら、相手は一気に冷めてしまうでしょう。
残念なお礼メールに共通しているのは、「感謝と書き手の一方的な感想を混同している」「売り込みをしている」ことにあります。下記のメールを例に、問題点を見ていきましょう。