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悩みの種は尽きません

キャリアと結婚と出産 どれかを諦めなきゃだめなの?

どれもまだ手に入れていない上に、手に入れられる保証もない不安

何も挑戦せずに後悔する未来のほうが怖い

 伊藤さんは今、実家暮らし。母親はパートタイムで働き、大企業に勤務する父親は、おそらく定年まで勤め上げるだろう。両親は、大手企業で働く伊藤さんに「安定してお金が稼げていることに感謝しなさい」と言う。親世代が思う「大手=安定」という価値観も、理解できる。会社を辞め、キャリアカウンセラーとして働きたいという夢に反対はしないものの、同時に心配されていることも痛いほど分かる。

 けれど、3年後、5年後を想像してみたとき、今の会社に居続ける自分を想像できない。居続けていたら、後悔するとさえ思う。

 それよりも、キャリアカウンセラーとして働いている将来を考えると、ワクワクする。今の安定を捨てる怖さよりも、やりたいことに挑戦せずに後悔する将来のほうが怖いと思ってしまうのだ。

キャリアと結婚 何かを諦めないといけないの?

 キャリアも手に入れたいし、結婚もしたいし、いつかは子どもも欲しい。けれど、どれもまだ手に入れていない上に、手に入れられる保証もない。

 「自分の正解は、どこなんだろう。そこにはどれだけ近づいているんだろう――。それが分からなくて、漠然とした不安があります。そして、その正解にたどり着くには『何かを捨てなきゃならないのか』『どれかを諦めなきゃいけないのか』と思ってしまって」

 そんなとき、同じような悩みを経験し、乗り越えてきた「ロールモデル」が身近にいてくれたら、と伊藤さんは考える。「でも、社内など身近には、なかなか見つからないんですよね」

 そこで今回は、キャリアカウンセラーの資格を持ち、さまざまな働き方を希望する女性の仕事探しをサポートする「Waris」を立ち上げた田中美和さんに話を聞いた。

 田中さんは2001年に「日経ホーム出版社(現在の日経BP)」に新卒で入社。「日経WOMAN」などの編集部を11年経験し、2012年に独立。2013年に、2人の共同創業者とともに「Waris」を立ち上げた。

 キャリアも結婚も出産も、「ゼロか100かで考える必要はないですよ」と話す田中さん。次のページからは、自身のキャリアと、悩める女性たちへのアドバイスを伺った。

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