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悩みの種は尽きません

今の会社にいていい? 不安への向き合い方

以前は週4で行っていた会社飲み会 時間の使い方に変化が

会社以外にも生きていく道を見つけよう

 今、3回に1回を断れているなら、そのまま続けていいと思いますよ。だんだんと、フェードアウトしていくのもアリです。

 話を聞いていて、ひかりさんの会社には「一つの企業に長く勤めるのが当たり前である」と保守的な考えを持つ人が多いのかな、という印象を受けました。ひかりさんは、かつて転職活動もしていたし、「外に行きたいな」と考え始めていますよね。

 もしもこの先、本格的に転職を考えているならば、毎回飲み会に参加するほどの義理を立てる必要はないと、私は思いますね。まだもう少し働き続けてみようと思っているのであれば、飲み会は「3回に1回」程度の参加がベスト。フェードアウトするのは、本格的に転職に取り組み始めてからにしましょう。

 今は一つの会社で働き続けても、昇給しないどころか倒産するリスクもあります。転職することでキャリアを増やしていき、年収を上げていく働き方が一般的になってきました。何より「先輩たちのようにはなりたくないな」と思っているのであれば、会社や彼らに忠誠心を持たなくてもいいのではないでしょうか。

 ひかりさんはキャリアスクールに通い始めたようですが、飲み会で同僚や先輩といつも同じような会話、いわば生産性のない話題をするよりも、スクールで学ぶ時間のほうが有意義だということに気づいてしまったのでしょう。向上心があり、前進していくことが好きな人なのですね。

 会社以外でも生きていく道を見つける。そこにエネルギーを費やしていくほうがいいのではと私は考えます。そのためにキャリアスクールで学び、さまざまなことを吸収し、たくさんの人と出会う。相談者さんならできると思います。ぜひ頑張ってください。

「会社以外でも生きていく道を見つけることにエネルギーを費やしましょう」(ずんずんさん)
「会社以外でも生きていく道を見つけることにエネルギーを費やしましょう」(ずんずんさん)

 生活のために働く。だめではないと思います。きっと、ひかりさんは「生活のためだけに働いているのが嫌」なのではなく、その人たちが「生活のために働いているのに、他に熱中できるものがないのが嫌」だったのではないでしょうか。あるいは、その熱中できるものが「毎週の飲み会」なのが嫌なのでは。

 おそらく、ひかりさんは熱中できるもの(キャリアスクール)ができたことにより、彼らには熱中できるものが飲み会しかないことに気づいてしまったのでしょう。

 けれど、この世のすべての人が、熱中できるものがあって、きらきらして……いたとしたら、息苦しいと私は思うタイプです(笑)。彼らも彼らで、もしかしたら生まれたばかりの子どもがいるのかもしれない。家のローンがあるのかもしれない。皆一生懸命働き生活しているのであって、それは尊重してあげつつ、ご自身は勉強にまい進していけたらいいですね。


 後編では、ずんずんさんに「転職を考えていると相談したとき、遠回しに引きとめられてしまった」悩みへの回答と、次のステップである「転職した会社でうまくやっていくためのコツ」も聞きました。引き続き【後編】もお読みください。

取材・文/尾崎悠子(日経xwoman doors)写真/PIXTA

後編キャリアコーチずんずん 転職への迷いどう決断?では、次のストーリーを展開

■転職経験ある人の助言は聞いてみる価値あり
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