ニューヨーク・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナルやエコノミストなどの海外一流誌の記事をもっとスラスラ読めるようになりたい! そんな方向けの実践・英語特訓連載。約5分の動画と合わせて読むことで、理解度がグッと増します。ぜひご一読ください。

日経doorsアカデミー 竹末研一先生の「ハイレベル英語特訓」

「リスニングして意味が分からない英文は、目で読んでもスッと理解できない」とカリスマ英語講師・竹末研一さんは言います。記事の2ページ目には竹末さんのトークとメモで、スッと内容が頭に入る【動画(今回は4分04秒)】が掲載されています。ぜひ動画と記事をセットにして、学習に生かしてください。

リーディングとリスニングの密接な関係

 「リーディングとリスニングは別もの」と思っている人はたくさんいるかもしれませんが、この2つには密接な関係があります。

 例えば、スティーブ・ジョブズのスピーチの書き起こしをスラスラ読めなければ、同じ文章を耳から聞いてもやはりスッと理解できません。日本の英語教育の影響で、後ろから前に戻りながら英文を読解するクセがついているため、英語のスピーチやビジネス英会話を聞いても、聞こえてくる順番に意味を理解できない場合が多いのです。

 スピーチやビジネス英会話は「書き言葉」がベースです。耳で聞いてすぐに意味が理解できない人は、英文を読むときに返り読みをしているはずです。読むときは、時間をかけて文章をひっくり返して理解することができますが、音は発せられた途端に消えてしまい、次はまた別の音がやってくるので、ひっくり返して意味を考える時間的な余裕がありません。

 ですから、前から読み下していくリーディングスキルがなければ、スピーチや会議での会話を聞いて理解することができないのです。話す人のスピードに合わせて前から順番に理解することができれば、意味が全部分かります。リスニング力は「正確に発音を聞き分ける力」と「意味を素早く理解する力」の掛け算です。

 では、ビジネス英語に必要なリスニング力を身に付けるためには、どのぐらいのリーディング力が必要なのでしょうか?

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