ニューヨーク・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナルやエコノミストなどの海外一流誌の記事をもっとスラスラ読めるようになりたい! そんな方向けの実践・英語特訓連載。約5分の動画と合わせて読むことで、理解度がグッと増します。ぜひご一読ください。

日経doorsアカデミー 竹末研一先生の「ハイレベル英語特訓」

私たちが英語と日本語の文章を読むときの、大きな違いって何だと思いますか? カリスマ英語講師・竹末研一さんは、その違いを「文章を理解していく順番だと思っている」と言います。でも本当は、英語の文章は、前から順に解読していくほうがスムーズ。その方法を竹末さんが詳しくお教えします。記事の2ページ目には竹末さんのトークとメモで、スッと内容が頭に入る【動画(今回は4分45秒)】が掲載されています。この動画と本文を併せて学ぶことで理解度がグンとアップ!

英文は「後ろから前に」ではなく、「前から後ろに」読む

 日経doors読者の皆さん、こんにちは。TORAEL代表の竹末研一です。

 私たちが英語と日本語の文章を読むときの、大きな違いって何だと思いますか? 私は「文章を理解していく順番」だと思っています。少なくとも、日本の学校教育では、英文を読もうとするとき、後ろから前に遡って訳していく練習を何度も何度もさせられてきたはずです。

 でも本当は、英語の文章は、前から順に解読していくほうがスムーズなんです。

 学校で練習させられたように、後ろから前、後ろから前……とひっくり返して読もうとすると、短くて単純な文章であればどうにか解読できますが、英文が長く複雑になるにつれて、何度も後ろから前に行ったり来たりしながら理解を進めなければならなくなります。無理に後ろから前に読もうとするのではなく、前から順に読めるようになれば、1回で文意をくみ取ることができますよね。

 しかし、理屈ではそう分かっても、いざ実践しようとすると初めからはうまくできないかもしれません。

 なぜでしょう。

 それは、前置詞と接続詞について、後ろから前にひっくり返して読むのに適した日本語訳しか頭にインプットされていないからです。

 例えば「after~」は、学校教育では「~の後に」という意味で教えられています。この後ろから前にひっくり返して読んでいくことを前提にした日本語訳を当てはめて次の文章を読んでみましょう。

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