SNSへの投稿やシェアで、新しい世の中の空気をつくる

 ソーシャルメディアのおかげで、女性が声を上げ、連帯できるようになりました。その力が一気に盛り上がっているのが、今のインターネット上のフェミニズムです。

 だから、もし自分がフェミニズム的な視点からいら立ちや怒りを覚えることがあったら、ソーシャルメディアで発言をするのは、いいチャレンジだと思います。発言するのはまだハードルが高いというなら、ソーシャルメディア上の誰かの発言にコメントを付けてシェアするだけでもいいと思うんです。

 日経doorsって結構、そのハブになってるな、って思ってます。いろいろな記事もあるし、アンバサダーの方たちもいるじゃないですか。ソーシャルメディアを見て、面白かったらシェアする。小さなことでもいい。それが増えれば増えるほど世の中の「空気」になっていく。ソーシャルメディアでの発言やシェアは、「空気」をつくる大事な行動だと思っています。

談/スプツニ子! 編集・構成/小田舞子(日経doors編集部) 写真/窪徳健作