内的キャリア(やりがい、働きがい)重視のカウンセリングを得意とし、長期キャリアのアドバイスに定評のあるキャリア・カウンセラーの錦戸かおりさんに、「転職する、しないに関わらず、いつでも転職できる人材でいること」の大切さについて教えてもらいます。

日経doorsアカデミー 転職・適職指南 自分の育て方、キャリアの作り方

第4回では、ビジネスパーソンなら誰でも興味のある「ヘッドハンティング」、そしてそのために必要な「学び」についてお伝えします。

ヘッドハンターが探すのは「チームの核となれる人材」

 前回は転職につながる「人脈」の話でしたが、今回は「ヘッドハンティング」、そしていつでも転職できる自分になるための「学び」の話をしたいと思います。

 「自分などがヘッドハントされるはずがない」と思い込んでいませんか? ヘッドハンターは何もマネジャーやエース社員ばかりを探しているわけではありません。チームの核となれるような人材、あるいはその候補生となるような人材を常に探しています。ちょっとしたきっかけやネットワークがあれば、誰でもその対象者となる可能性があるのです。

 ヘッドハンターに声を掛けられやすくするにはどうすればいいのでしょうか? ヘッドハンティングの対象となるようなネットワークへ直接入るには、目立った研究成果を上げたり、業績を上げたりするような、誰の目にも分かる実績が必要なので、少しハードルが高いかもしれません。しかし、「間接的なネットワーク」へ入ることは可能です。

 ヘッドハンターが次世代のキーマンを探す場合、まずは彼らのネットワークにいる人たちに該当する人材がいないかどうか、聞いて確認をします。なので、ヘッドハンターのネットワークにいる人たちと出会い、信頼されることがポイントになってきます。

 ヘッドハンターのネットワークにいる人には、一定の共通点があります。