にじまない蛍光ペンはありませんか?

 文字の上に蛍光ペンを引くと、インクがにじんでしまうことがあります。重要なところをマーキングしたいのに、にじんで汚くなるとガッカリする上、文字がかえって読みにくくなることも。何か解決する方法はありませんか?

ボールペンの文字がにじまない蛍光ペンがあります

 インクのにじみ、気になりますよね。手帳やノートを奇麗に書いたのに、蛍光ペンのにじみで台無しになってしまう……なんてことも。

 そんなときはゼブラの蛍光ペン「ジャストフィット モジニライン」がお薦め。蛍光ペンあるあるとして挙げられる「蛍光ペンで塗った文字がにじむ」という欠点を解消するために開発された、特化型の蛍光ペンです。

インク色は青、緑、オレンジ、黄、ピンクの5色
インク色は青、緑、オレンジ、黄、ピンクの5色

 ジャストフィット モジニラインの特徴はインクの中にイオンの力が使われていること。水性ボールペンのインクがマイナスの電荷を帯びていることに注目し、蛍光ペンのインクにプラスの電荷を帯びた新成分を配合。互いのイオンが結合して、ボールペンのインクが紙面に固まり、にじみを抑えてくれます。

 水性ボールペンでノートに書いた文字の上から、ジャストフィット モジニラインでマーキングしてみましょう。

線の太さは約3.5~4.0mm
線の太さは約3.5~4.0mm

 写真のように、ほとんどインクがにじみません。また、ペン先には柔らかい素材のナイロンが使われているため、一般的な蛍光ペンのペン先とは違いしなやかさがあるのが特徴です。この「しなり」が紙面にフィットするようになっています。

蛍光ペンを引いてもにじまないボールペンを使う選択肢もアリ

 反対に、好きな蛍光ペンを使いたい場合は、文字をにじませないボールペンを使うという選択肢もあります。ゼブラの「サラサマークオン」は、書いた文字の上から蛍光ペンを引いても文字がにじまない新しい機能を持ったジェルインクボールペンです。

「サラサマークオン」。インク色は黒・青・赤の3色
「サラサマークオン」。インク色は黒・青・赤の3色

 ジェルインクに新成分を配合し、従来のジェルインクに比べ耐水性を高め、紙にくっつく固着性を高めた特殊インクを開発。それにより上から蛍光ペンで線を引いても書いた文字がにじみません。

サラサマークオンで書いた文字に蛍光ペンでマーキング
サラサマークオンで書いた文字に蛍光ペンでマーキング

 サラサマークオンを使って文字を書いたあと約5秒後待ち、そのあとマイルドライナーを使いマーキングしました。写真のようにほとんどインクがにじみません。書き心地もとても良く、サラサラとした滑らかな書き心地でメモがとれます。自分のお気に入りの蛍光ペンがある方は、この方法もお勧めです。

<文字がにじまない蛍光ペンの選び方>
⇒お薦め蛍光ペンは「ジャストフィット モジニライン」
⇒または「サラサマークオン」+「手持ちの蛍光ペン」
 様々な蛍光ペンを試してみましたが、一番文字がにじまなかったのは蛍光ペンのジャストフィット モジニラインでした。または、ジェルインクボールペンのサラサマークオンをで文字を書き、その上から好きな蛍光ペンでマーキングするという使い方もできます。ただし筆記後、何度も蛍光ペンで引いた場合や、紙質によってはにじむことがあります。