どんどん増える名刺の収納に困っています

 営業職なので名刺収納に困っています。新しくお会いする方から名刺をいただくものの、そのまま名刺ケースにいれっぱなしにしておくこともしばしば……。時間がかからず簡単にできる名刺の収納方法を教えてください。

手間をかけたくないならボックスタイプを

 名刺を整理する余裕が無く、つい後回しにしてしまうと、整理に時間がかかりますよね。また、ファイルを使った名刺整理も、先方の部署異動や退職のたびにファイル内を移動……と、案外手間がかかります。そんなときは、名刺を入れるだけで管理できる「ボックスタイプ」の収納がお薦め。

ハイタイド ペンコ カードストッカー S
ハイタイド ペンコ カードストッカー S

 ボックスタイプの名刺入れは、名刺をもらったらインデックス(A-Z)の該当する場所に入れるだけ。これが一番手間がかかりません。

 「ペンコ カードストッカー S」(幅10.2 × 高さ8.1 × 奥行き15.5cm)は、収納する量に合わせたS・Lの2サイズ展開。Sサイズは約400枚、Lサイズは約600枚収納できます。 付属されているスライド式のインデックス(A-Z)を個人名ではなく、先方の企業名の頭文字で分類する方法もお勧めです。

 また、空いたスペースにポイントカードや会員証などもまとめて管理できます。蓋は簡単に取り外せる上、ほこりもしっかりガードしてくれるのもうれしいですね。

◆ボックスタイプのメリット・デメリット
メリット…名刺を1カ所にまとめて保存できる
デメリット…ピンポイントに個人の名刺を探し出すのに時間がかかる

デジタル化する選択肢もアリ

 紙の名刺で管理せず、デジタル名刺を使う手段もあります。さまざまなアプリがありますが、基本的には携帯のカメラ機能で撮影しデータ化、保存。デジタル化のメリットは外出先でも確認ができて、社内での共有が楽になる点です。

 デメリットは、大規模になると有料のツールやプレミアム会員などコストがかかること。取引先の名刺をデジタル管理する場合は、会社の許可をとってから行う方が安全です。個人名刺・会社名刺によってアプリも変わってくるので、会社で使う場合は念のため上長に確認してから使いましょう。

 また、紙を捨ててしまうのに抵抗がある方は、先ほど紹介した「ペンコ カードストッカー S」のような名刺入れと併用して使う選択肢もありますよ。

◆デジタル管理のメリット・デメリット
メリット…携帯で名刺が確認できる、紙の名刺の収納スペースを削減できる
デメリット…大規模になると有料化を導入するなどコストがかかる