いつか結婚したい。でも、なかなか出会いがない。「この人!」という人を見つけられない。みんな、どこでどう出会って、結婚を決断したの? ――そこで、さまざまな分野で活躍している先輩たちに10の質問をしてみた。まさに、結婚ファイル連載。その名も「YOUはどこで出会ったの?」。今回は、シェアハウスで出会った3歳年下の男性と31歳で事実婚した、石山アンジュさんに話を聞いた。

◆結婚した年齢
私 31歳/パートナー 28歳

◆現在結婚
1年目/約束をしたのは2019年の夏

◆現在の年齢
私 31歳/パートナー 28歳

◆ライフスタイル
東京と大分の2拠点生活

◆私の今の仕事
シェアリングエコノミー協会事務局長・パブリックミーツイノベーション代表理事/内閣官房シェアリングエコノミー伝道師

◆パートナーの今の仕事
非公開

【石山アンジュさんに、10の質問、ぶつけてみました】

Q1◆いつまでに結婚しようと思っていましたか?

 結婚に対して特別強い気持ちはありませんでした。なぜなら私には結婚する前から「家族」がいたんです。私は現在「意識でつながる拡張家族」というコンセプトを掲げるCiftというコミュニティーで、子どもから60代までの約100人のメンバーと一緒に生活をしています。結婚して子どもを産んで、家族が増えていくのが一般的だと思うのですが、私の場合は結婚するよりも前に、日常に子どもたちがいて、みんなでご飯を食べて、つらいときは一緒に泣いてくれる人がいて、いつも誰かと暮らしている生活。「血縁ではなく愛情でつながる家族の形がある」と思えたし、もしこの先、結婚をしなかったとしても自分なりのつながりの中で生きていくことができたら、それでも幸せだと思っていました。

Q2◆出会った場所や出会いのきっかけ

 東京・渋谷のシェアハウス「Cift」で3年前に、彼に出会いました。初めて会ったときは「家族の中の一人」という感じでした。それ以上でもそれ以下でもなく。最初に一目ぼれしたとかでもありません(笑)。