ストレスにより、会社で倒れ病院へ

若月 英語はなんとか辞書を引いたり、周りの人に聞いたりして身に付けていったのですが、海外法人とどう仕事をすればいいか分からなかった。人間関係にも悩んでストレスをため込むようになってしまいました。会社で倒れてしまい、病院に運ばれました。そして十二指腸潰瘍と診断され1カ月間入院することになったんです。

――予想以上にストレスがたまっていたのですね。

若月 はい。そのとき入院生活で同室だった女性から「ストレスマネジメント」という言葉を聞いたんです。そこで初めて「ストレスって自分でマネジメントしなくてはいけないんだ」と気づきました。

 それまでは、ストレスがたまってもどうしたらいいのか分からなかった。そしてストレスマネジメントについて考え始めたとき「アロマセラピーがいい」という話を聞いて。

 それならば、と早速アロマセラピーの資格を取ろうと専門学校に通うことにしました。費用として100万円が必要だったので、人生で初めて親に頭を下げてお金を貸してもらいました。この授業とこの授業で大体1万円かなどと考え、一つひとつの授業を大切に受講していきましたよ。

「アロマの専門学校に通うため、親に初めて頭を下げてお金を借りました」
「アロマの専門学校に通うため、親に初めて頭を下げてお金を借りました」

アロマを学んだことが、仕事や人生にプラスに

――100万円とは高額ですね!

若月 学校は毎週土曜日で、午前中から夕方までびっしりカリキュラムがありました。座学だけではなくマッサージも学びました。100症例のカルテリポートを出さなくてはいけないなど、課題も多くてかなり大変でしたね。同時期に、初めて海外法人と交渉をすることになったので、かなり多忙でしたね。

――よく乗り切れましたね。

若月 絶対卒業したかったですから(笑)。ただアロマセラピーを学んでいたときに、ストレスマネジメントとは、ただリラックスするだけではなく、タイムマネジメントや、自分は何をやりたいのかを整理することも重要だと知ることができました。自分の心の持ち方や、時間の折り合いが付けられるようになりましたね。取得した資格が今の仕事に直接生きているわけではありませんが、アロマセラピーの専門学校に通ったことはその後の仕事や人生にとって大きな財産になったので、とてもいい自己投資になったと思います。

――このときにストレスマネジメントのスキルを身に付けたことで、よりストレスフルな仕事を乗り切られたとか。