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あのときの1万円

ヤッホーブルーイング井手社長 無職の節約旅で自分探し

やりたいことが分からず続けたサバイバル旅、クラフトビール事業でどん底を経験

星野リゾート社長の誘いでビール事業に参加

井手 自然が豊かな場所で営業ができて楽しかったんですけど、また辞めてしまいました。そこはご夫婦でやっていた広告代理店で、社長であるご主人が海外旅行に行っている間に奥さんとけんかして、クビになっちゃったんです。

 社長はそれを知らなかったから引き留めてくれて、辞めた1カ月後に復職するんですけど、1年後に後任に引き継いで辞めました。またパチンコをして生活していたら、星野リゾートの子会社として、ヤッホーブルーイングを創業した星野(佳路 星野リゾート代表)が、「ビール事業やるんだけど一緒にやらないか」と声をかけてくれたんです

「ヤッホーブルーイングを創業した星野が声を掛けてくれました」
「ヤッホーブルーイングを創業した星野が声を掛けてくれました」

 彼は、広告代理店時代の僕の得意先で、辞めたのを聞いて連絡をくれたんですね。最初は興味がなくてお断りしていたんですけど、留守電に「一回話をしたい」と彼から直々に連絡が入っていて、そこまで言われたら話だけ聞こうと会ったら、彼は話がうまくてですね。ビール事業の夢について聞いているうちに舞い上がって、話が終わる頃には「行きます」と即答(笑)。人事の面接を経て、ヤッホーブルーイングの営業として入社しました。

地ビールブームが去り、売り上げ降下のピンチ

―― ヤッホーブルーイングに入社してからは、順調だったんですか?

井手 入社したときはちょうど地ビールブームで、3年ぐらいは調子がよかったんです。でも、その後ガクッと下がりました。最初は殿様商売で何もせずに売れたけれども、ブームが去った後は、営業に行っても取引先にそっぽを向かれました。

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