テレワークなどで時間に余裕ができたら挑戦してみたいのが副業。お小遣い稼ぎになるだけでなく、本業で必要なスキルを磨き上げることにつながったり、人脈の構築や転職する際のアピール材料として使えたりすることも。副業の賢い始め方を伝授します。

副業NGの会社に勤めている人でも自宅の不用品を売って、お小遣いを稼ぐことならできますよね。これまで家の不用品を1000点以上、出品して400万円を売り上げた「メルカリ達人」の宇田川まなみさんにメルカリ出品のコツを教えてもらいました。編集部Yが実際に挑戦。売れる写真の撮り方や商品説明など今すぐ簡単にできるワザをお伝えします。

前編 メルカリ達人に聞いた! 不用品で月5万円を稼ぐコツ ←今回はここ
後編 メルカリで必ず売り切るための裏技 不用品が1万円に

メルカリがプチ副業に向いている理由

 自宅にある使わなくなったものをお金に換えたいと考える人は少なくないはず。そこで重宝するのがネットオークション。ただし、多くのサービスがあるので、どれを使うか迷う人もいるはず。これまで自宅にある不用品を1000点以上出品し400万円を売り上げた宇田川まなみさんは「数あるネットオークションやフリマアプリの中でもメルカリが一番お小遣いを稼ぎやすい」と言います。「ヤフオクなどのネットオークションだとパソコンを使わないとできないこともありますが、メルカリはスマホ一つで手軽にできます。なので、ランチタイムや入浴タイムなどのすきま時間が使えるんです」

 また、メルカリはスピード感があることも特徴だそう。「メルカリは出品してから24時間以内に半数以上の商品が売れているのですよ。売れる速さやスピード感がメルカリの特長ですね。オークションだと金額が上がっていくのを待ってなくちゃいけないので時間がかかります。慣れてしまえば、出品1つは3分でできるようになるので、簡単にお小遣いを稼ぐことができます」

コロナ禍のメルカリ事情

 コロナ禍でおうち時間が増え、フリマアプリの市場も変化の兆しを見せているようです。

 「もともとメルカリは20~30代の女性が多く利用していることから、女性ものの洋服が一番売れていましたが、コロナで外出を避ける傾向があるので、現在はあまり売れていません。代わりにおうち時間を快適に過ごすためのインテリアグッズや癒やしグッズなどが売れています。

 自宅で過ごす時間が増えたので、メルカリの利用者数も増えました。初心者が増えていて、他にも今まで買ったことしかなかった人が売ることにチャレンジしている例もあります。自分では売らずに購入目的の方も多くいるので、これからも市場は膨らんでいきます。メルカリにチャレンジしたい人にはチャンスですよ。自宅の不用品をかき集めれば、1カ月で簡単に5万円くらいは売り上げることができるはずです」