自分の夢や目標について確認したり、考えを整理したりするのに便利なのがノート。デジタル全盛の時代でも、手書きのノートを活用している人は少なくないようです。ノートを使って夢をかなえたり、思考整理をしたりしている著名人に話を聞きました。

なかなか仕事に対して前向きになれなかった編集部Y。そこで、メンタルコーチの大平信孝さんに週1回ノートをつけることで、やる気を引き出すメソッドを伝授してもらった。大平さんのノート術を続けた編集部Yの変化とは…!?

やる気がでない編集部Y ノートに挑戦

 なかなか仕事に対して前向きになれなかった編集部Y。そこで、メンタルコーチの大平信孝さんに週1回ノートをつけることで、やる気を引き出すメソッドを伝授してもらった。大平さんとの話し合いによってYは「課題が分かっているのに着手できない」タイプだと判明。そこで、「行動する力」を養うために、「週1ノート術」にチャレンジ(「やる気がでない」編集部員が「週1ノート術」に挑戦)。このノート術は週に1回、ノートを4つに分けて、この1週間でよかったこと(ステップ1)、1週間後におきたらいいこと(ステップ2)、現時点で不安なことや課題(ステップ3)、振り返りや今後1週間にやるべきこと(ステップ4)を把握するもの。大平さん指示のもと書いてみたステップ4で書いた「今週1週間でやること」を振り返ってみた。

 ノートに書いたのはこちら!

 一つ目の「2日に1本原稿を完成させる」はなかなか難しかった。取材や急な業務が入ってしまって、どうしても原稿1本につき、完成には3~4日はかかってしまっている。次に目標を立てるときは無理をせず3日にしようと思った。

 2つ目のジムに週2回で行くという目標も業務に追われ、途中で挫折してしまった……。ジムが混んでいて、狭い更衣室を使うのがストレスで嫌になっているとも気づいた。また、「行かなくてはいけない」と自責するのもストレスに。それに新型コロナウイルスも怖い。いろいろな気づきがあり、ジムは通うのをやめることにした。これからは家でトレーニングを紹介しているYouTube動画を見たり、歩く時間を増やしたりして、できることをやろうと考えを改めた。

 過去に褒められた記事を見返すのは、手軽に作業できるので簡単に続けられた。「ああ、また良い記事を書きたい」とモチベーションにつながっていった。

 1週間で自分がこなせる業務量を把握できたり、いつもよりやる気が出た状態で仕事に取りかかれたりと、紙とペンだけでこんなに変わるのか!と驚いた。そして、再び大平さんに教えてもらったステップ1~4を自分で書いてみた。

編集部Yの実際のノートを記事中で公開しています!
編集部Yの実際のノートを記事中で公開しています!