「結婚できちゃうコーデ」、「最強モテ服」――。ファッション誌で見慣れたスタイルは、お仕事服として満足できる? 日経doorsは「+2歳見え」して誰からも信頼される仕事コーデを提案します。仕事服革命で「デキる私」に着替えよう!

特集では、これまでオンワードパーソナルスタイルの高松蓉子さんや、ファッションスタイリストの渡辺智佳さんにジャケットの着回し方や「大人見えコーデ」のコツを伺いました。今回は、取材で得たことを参考に、編集部が実際にコーディネートを試してみました。手持ち服にプラスするだけで、きちんと感を演出できるティップスもご紹介します。

doors的「大人見えコーデ」の法則は?

 仕事にも少しずつ慣れてきて、先輩からも後輩からも「頼りになる」と思われたい――。そんな、社会人3~5年目女性が着たいのは、ズバリ「大人見え」する服。あえて「+2歳見え」、でも「老け」ではなく「信頼」の印象を効果的に出せるコーディネートは? これまでの取材を基にして日経doorsが考えたアイテム選びのコツは、以下の3つ。

(1) どこかにベーシックカラーを取り入れて落ち着いた印象を
(2) 小物やアクセサリーをうまく活用して「こなれ感」をプラス
(3) 流行やモテよりも「きちんと感」を!

 黒、白、グレー、ベージュなどベーシックカラーは強い味方。カラーアイテムとも相性がいい上に、ワンポイント取り入れるだけで「きちんと感」を演出できます。また、社会人3年目くらいになると、新入社員と同じではなく、個性をうまく生かしてこなれ感を出したいところ。そんなときは小物やアクセサリーが大活躍。ブレスレットなどよりも、顔回りが明るく見える「耳揺れアクセ」やスカーフを取り入れましょう。

 そして、ファッションスタイリストの渡辺智佳さんも、「先輩女性から見て違和感を抱かれないかが重要」だと話していましたよね。(前回記事・成功する「仕事服コーデ」人気スタイリストの黄金比は? ) ビジネスの場では、「相手に不快感を抱かせないか」も注意して。

 では、具体的には、どのようなアイテムを選ぶとよいのでしょうか?