4月は大型特集をお送りします。テーマは「転職?今の会社?キャリアの最適解の見つけ方」。今の会社で定年まで勤め上げようと決めている人はどれくらいいるでしょうか。雇用が流動化するなかでいつかは転職も……と考えている人の方が多いのではないでしょうか。自分らしいキャリアを築くために、転職したほうがいいのか、それとも今の会社で自分の可能性を探ったほうがいいのか……。そんなキャリアのモヤモヤをすっきりさせるためのノウハウをご紹介します。


働き方と稼ぎ方が変化 転職・残留以外の選択肢とは?

 「何となく今の仕事を続けているけれど、将来のことを考えるとこのままでいいか分からない」「仕事を変えたいけれど、新型コロナウイルスの収束が見えない中で転職しても大丈夫?」……こんな不安や悩みを抱え、転職に対する漠然とした不安を抱えている人は少なくないはず。現在の転職事情のリアルや、コロナ禍を境に増加した新しい働き方について、転職支援のプロに聞きました。


自分を安売りしない転職 成功秘訣と注意すべき落とし穴

 「仕事に不満がある」「今の会社で結婚・出産後も働くイメージが持てない」……こんな悩みを解決する方法の一つが「転職」。しかし、転職したからといって必ず状況が好転するとは限らない。転職活動を成功させるためには何が必要なのだろうか? 転職の専門家に、後悔のない転職先を見つける方法や、転職活動のセオリーの中でも実は失敗につながりやすい行動などを教えてもらいました。


転職か今の会社に留まるか 見極めポイント解説

 「今の会社に居続けるべきか」「転職するか」を迷ったとき、その判断基準はどんなものがあるのでしょうか。そこで、オンラインキャリアカウンセリングを提供するミートキャリア代表の喜多村若菜さんに、「今の会社に居続ける選択をしたほうが良い人」「転職したほうが良い人」の特徴を聞きました。さらに、「今の会社に居続ける」選択をしたとき、より自分らしく働けるようになるコツも教えてもらいました。


離婚危機で仕事を見直し 社内異動のチャンスをつかむ

 不動産会社に勤める戸口木綿子さんは土日も勤務の営業職として働いていたが、土日の家事・育児を夫に任せきりにしていたところ衝突。家庭環境を改善するため、働き方を見直します。自ら学んで動いていたタイミングが、社内の人事戦略の転換期と重なり、平日勤務の部署への異動のチャンスを呼び寄せました。そんな戸口さんの自分らしい働き方を手にするまでのノウハウをご紹介します。


転職せずに今の会社でキャリアアップする5つの方法

 新しいキャリアを築くための選択肢は転職だけではありません。むしろ転職にはリスクを伴うことも。「転職せずに今の会社であっても、気持ちの切り替えや、仕事に向き合う姿勢を変えることがキャリアアップの近道になることもあります」と、MYコンパス代表の岩橋ひかりさんは言います。すぐに転職へ舵(かじ)を切るのではなく、まずは今の会社でできるキャリアアップする方法を教えてもらいました。


森山大朗 月収14万のバイトからレア人材になれた理由

 スマートニュースでテクニカルプロダクトマネージャーとして開発をリードしながら、メルカリグループの新規事業を担う会社・ソウゾウの支援もしている森山大朗さん。森山さんは、20代後半で転職に失敗し、月収14万円のアルバイト生活をしていたこともあったそう。しかしその後、独学でプログラミングを習得し、ビズリーチやメルカリなどの急成長企業に身を置いたことで、採用ニーズが高いのになかなか転職市場では見つからない「レア人材」になれたといいます。異色の経歴を持つ森山さんに、「転職先に困らない人」になるために大切なことを聞きました。


森山大朗 転職先に困らず仕事から探される人になる方法

 「転職したいと思ったときに、転職先に困らない自分」になるためには、ちょっとしたコツがあります。転職に失敗し、1年近いキャリアのブランクを経験したこともありながら、ビズリーチやメルカリといった急成長企業で活躍し、現在はスマートニュースでテクニカルプロダクトマネージャーを務めている森山大朗さんに、「仕事から探される人」になる秘訣を聞きました。


大企業で感じた「焦り」 未経験でエンジニア転職に成功

 新卒で日本年金機構へ就職し、家族も喜ぶ安定したキャリアを手に入れた白坂彩香さん。しかし1年目から地方へ異動になったり、副業ができなかったりという環境に今後のキャリアが不安になり、IT関連の企業への転職を考えるようになりました。

 転職に関する情報はSNSやウェブの記事などで収集し、YouTubeや学習サービスを活用して勉強し、未経験ながらWebエンジニアへの転職に成功しました。

 当初、家族には転職を反対されたものの、転職先はフルリモート勤務なので、実家で熱心に仕事をしている姿を見て、「好きな仕事につけているならよかった」と今は応援されています。自分が納得できるよう、転職の情報収集に1年、転職活動には1年ほど時間をかけたので、この選択に後悔はしていないとのことです。その詳細について伺いました。


ポジウィル金井芽衣×ユートラスト岩崎由夏 対談

「未来の私のキャリア 最適解の見つけ方」

 キャリア特化型コーチング・サービスを展開するポジウィル代表の金井芽衣さんとキャリアに役立つ情報や、自分にマッチする仕事・新しいつながりと出合えるキャリアSNS「YOUTRUST」を立ち上げた岩崎由夏さんに対談の形で、これからのキャリアの磨き方、自分の強みを生かす働き方について語ってもらいました。今の会社でキャリアを積む上で意識したいこと、転職をするならば何を重視したらいいかなど役立つノウハウもお届けします。



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構成/日経xwoman doors