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「仕事に不満がある」「今の会社で結婚・出産後も働くイメージが持てない」…こんな悩みを解決する方法の一つが「転職」。しかし、転職したからといって必ず状況が好転するとは限らない。転職活動を成功させるためには何が必要なのだろうか? 転職の専門家に、後悔のない転職先を見つける方法や、転職活動のセオリーの中でも実は失敗につながりやすい行動などを教えてもらった。
自信のなさは武器になる
「新しい環境に飛び込んでみたい」と思っても、転職は人生を左右する決断であるため、なかなか一歩を踏み出せないという人もいるだろう。仕事には誠実に取り組んできたものの、「転職する自信がない。別の会社でも通用するか不安」という人もいるかもしれない。
自分らしい働き方の実現を支援する人材会社・ディーセントワーク代表の高橋秀成さんは、「自信のなさこそが武器になる」と語る。
「求職者からも『転職する自信がない』という相談をよく受けますが、転職においては自信がなくてもかまいません。むしろ、自信がないほうがいい。なぜなら、自信のない人は自分の課題を認識する力があるからです」
転職するときには、なぜ自分の課題を認識する必要があるのだろうか? また、どのようにして自信のなさを武器にすればいいのだろうか?