自慢したい長期休暇の思い出

 ここで、「長期休暇の過ごし方として自慢したい経験があれば詳しく教えてください」という質問をしてみました。興味深い回答が多かったので、回答例をぜひご一読ください。

長期休暇の過ごし方で自慢したい経験
・新卒で入社した職場に3年半勤めた後、激務に耐えかねて一旦退社した。転職先を決めずに退社し不安であったが、失業期間中に休息を取れたこと、自分の本当にやりたいことを見つめ直すいいきっかけとなり、転機となった。どん底から次の就職先は自分にあった職場から内定をいただき、誇りを持って働いている。(28歳)

「一人勉強合宿」と称して、資格試験のため、9日間の連休で朝から晩まで勉強し続けたこと。自分のためだけに120%時間が使える幸せをかみしめた。(29歳)

・人生で一度やってみたいと思っていたので、毛先10センチくらいだけをセルフブリーチした。休暇最終日にショートカットにした。普段通勤していたらできないし、学生の時やれなかったことに少し後悔していたので、その思いを回収することができた。(29歳)

有休を3週間取得し、今後のスキルアップのために中学校に教育実習に行かせてもらった。その後のキャリアに生かすことができ、行ってよかったと思っている。(30歳)

・26歳の時に女一人旅で初めてフィンランドに行った。4泊6日で、身ぶり手ぶりのコミュニケーションでなんとか旅行を終えることができた。自分のしたいことだけをして食べたい時に食べたい物を食べて、普段自分がいかに周りの人間に気を使って生きているのかについて気づくことができたし、一人旅でもさみしくなくて逆に何でもできそうな自信が湧いてきて人生観が変わった。以降は一人で海外旅行やフェス参加するなど積極性が増した。(31歳)

勤続10年目の長期休暇(10日間)で、かねてより訪れてみたかったアイスランドへ母と二人旅へ行った。大自然に触れることができとてもリフレッシュできたし、母も喜んでくれて親孝行になった気がする。(34歳)

一人旅で10日間、タンザニアを旅した。すべて自分で手配した貧乏旅行だったが、あこがれのサファリに行って生でライオンやチーターなどの野生動物を見ることができ大満足!(34歳)

・毎年ゴールデンウイークは、6日間毎日バレーボールの試合を観戦する。(36歳)

一人で登山をするために衣食住に必要な物を担ぎ山にこもる。山と自然の時間軸に寄り添い、ただただ自然に身を任せ、マインドフルネスに浸りながら、絶景を自分の足と体力で見に行くのが好きです。(38歳)

「今後、長い休みを取りたい」8割超え

 次に「今後、長い休みを取りたいですか?」と尋ねたところ、84.1%もの人が「(長期休暇を)取りたい」と回答しました。

 「何日間くらい休みたいか」と聞いたところ、「1週間以上、半月未満」を選んだ人数が圧倒的に多く、2番目が「半月以上、1カ月未満」、3番目が「3日以上、1週間未満」と続きました。長期休みは欲しいが、仕事に大きく影響を与えるほど長期で休むのではなく、仕事を少し調整すれば、休暇後にまたもとの仕事に戻れるぐらいの休みを希望する人が多いのではと推測できます。

 次に「長期休暇にやってみたいこと」を教えてもらいました。