TwitterやInstagram、Facebookなどで情報収集+発信――私たちにとって今やSNSは欠かせないもの。でも、自分ブランディングや共感の醸成、炎上被害にどう対処すればいい? SNSの大海原を渡るための工夫を検証します。

「インフルエンサー」という言葉が誕生する10年以上前――大学生時代からインターネット上で大きな支持を集めるブロガーとして活躍し、「タダで世界一周」などのプロジェクトを敢行してきたはあちゅうさんに、日々どのようにSNSを使っているか、詳しく教えてもらった。

 長らくインターネットの第一線で注目を集め、好きなことで生きていくという働き方を体現してきた。はあちゅうさんのように、個を生かして華々しく働きたいと憧れを抱く人も多いだろう。SNSがきっかけとなり、一般企業やフリーランス、主婦や学生の中からもインフルエンサーになる人が増えてきた。

 とはいえ、SNSの活用術が分からず、仕事にもプライベートにもイマイチ活かせていない……という方もいるのでは。

 そこで今回は、今すぐ活用できるTwitterとInstagramのおすすめ機能&新常識、初心者でも今すぐ試せるノウハウを、はあちゅうさんに伝授してもらった。

一日のうち、一番よく使っているのはインスタ

 まず、はあちゅうさんご自身、いったい一日のうち、どれぐらいSNSを使っているのか聞いてみた。「起きている時間の半分ぐらいはSNSを見ています。私にとってはそれが仕事でもあるので、SNSを使っている時間は必然的に長くなりますね」

 では、どのようなSNSをどのぐらいの割合で使っているのか。「今、一番多いのはインスタ(Instagram)で全体の50%ぐらい。FacebookとTwitterが20%ずつぐらいです」。一番多いのがInstagramというのは、少し驚きでもあったが、その理由は追って説明していく。

 次に、はあちゅうさんが現在使っているアカウントを聞いた。メインのアカウント以外にもいくつか活用しているそう。一覧にすると、次ページの図の通り。